かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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新書の2類型について/親子の2020年3月読書「月間賞」

長男はこちらのようです。

大好きな祖父に買ってもらったということもあるで生姜、「ゾロリの中で一番面白い」と言っていました。両親や祖父など、彼の身の回りに野球(観戦)好きが多いことも関係あるのかもしれません。

 

私は該当なしにしました。

canarykanariiya.hatenadiary.jp

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このどちらかで悩んだので須賀、結局決められず。この2冊を次点にしたいと思います。

次点は、新書としては対照的な2冊になりましたね。前者は「専門書の入門編」みたいな本で、切り口よりは全体像を示すことを重視しています。後者は「読み応えのある長尺の雑誌記事」的で、ネームバリューのある著者のメッセージ性が押し出されています。傾向として、後者の方がより時事的で、例えば3年後に読んで違和感が小さいのは前者、ということになるでしょう。

ここで新書の歴史を語るつもりはありませんが、前者の類型はまさに「岩波新書型」とでも表現しましょうか、中公新書とかちくま新書とかもこちらが多い印象です。後者は一世を風靡した『バカの壁』以降、増えたのかなという気がします。どちらにも魅力があり、選びきれなかったというのが今月なので須賀、例えば電子書籍化がより進んだ時に、「新書」という形態のメディアに載っている両者がどうなっていくのかは興味のあるところです。

 

 

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