現場を離れて久しい新聞記者のブログ。 読んだ本の紹介や旅行記(北朝鮮竹島イランなど)が中心です。 

シドニー旅行記一日目・市街地と動物園

行李を開けるか開けない中、またぞろ海外へ行かうなぞとは(ry
4月29日から5月3日まで、家族でオーストラリアはシドニーに行ってきました。初日は機内泊だったので実質4日間です*1。4月も半ばになってから私が9連休をいただけると分かったもので、急遽検討する中で金銭面以外の意味でご縁があった場所です。というと(適切というニュアンスを欠いた)テキトーな決め方に聞こえるかもしれませんが、古くからの友人であるハンバート・ハンバート氏シドニー赴任中であることは大きな決め手になったでしょうか。恐らくそういった類のご縁がなければオーストラリアを訪ねる機会はなかなかないとは思っていましたので、思い立ったが吉日ではないで須賀、行ってくることにしました。
確かに今回も、旅行記のコンセプトとして何を打ち出すんだと聞かれれば率直に言って難しいので須賀*2、見たことや世話になったことを書き残しておくのはまずもって自分のためになるはずです。そんなわけでして、今回は「オーストラリアまで友達に会いに行ってきましたの巻」というところで、ちょこちょこハイライトをご紹介していければと思います。

0日目から

今回は日本国内から香港経由でシドニーに向かいました。午後初の香港行きは、たまたまちょうど桜島の真上を通って南西へ。
*3
香港空港には夜着。空港内を電車移動し、シドニー行きの便へ乗り継ぎます。


そこから10時間近く飛び、30日午前8時半ごろにシドニー国際空港に着陸しました。

シドニーの街中へ

空港では荷物を受け取り、(ここから1日が始まりますので)身支度を整えてから到着ロビーへ。まずは両替のため、一番近くにあった両替所に足を向けます。カウンターで日本円1万円を豪ドルに換えてほしいと頼むと、「約75ドルだ」との返事が。違和感を感じながらも明細書を受け取ったので須賀、それを見るとなんと、レート換算分の90ドル台から20ドル近い手数料を差し引くと書かれているではありませんか! さすがにビックリして即刻キャンセルさせていただきました*4。当時のレートは1豪ドル=83円前後だったようですので、単純計算すれば1万円は約120ドルになるはずです*5。その上法外な手数料を取って、1万円あたり40ドル以上ぼったくろうとしていたわけで、これはどう見ても悪質な両替商です。
結局同じフロアにあったオーストラリア・ニュージーランド銀行2万円を213ドルに換えましたが、公平を期すために同銀行のレート・手数料で1万円だけ換えたと計算しても、105ドル手許に入っていたはず。その差は歴然ですよね。本当にこういう悪質な業者は駆逐されてほしいです。
*6
ちなみに先取りして言ってしまうと、少なくともシドニー周辺は日本よりクレジットカードが普及しているので現金は最小限でよかったかも知れません。
気を取り直していきましょう。空港接続の駅で、日本で言うところのSUICAICOCAに相当するOpalカードを入手して、エアポートリンク線に乗り込みます。ちなみにこのOpalは発行料無料で、ざっくり言うと1日の上限額が決まっている(同じ日に一定以上乗っても値段は変わらない)旅行者にとってはお得なカードです。

最寄りのセントラル駅に到着です。その名が示唆する通り、大きな駅です。


歴史のありそうな建物と高層ビルが混在するエリアを歩きます。


トラムも走っていますね。
荷物だけ預けるつもりで、11時過ぎに宿泊予定のホテルへ。ちょうどチェックアウトの時間で混み合っていましたが、そのままチェックインさせてもらえました。少し休んで観光に出発です。

タロンガ動物園とフェリー

再びセントラル駅からサーキュラーキー駅へ。近くでチキンハンバーガーをいただきました。


この波止場から、船で対岸側にあるタロンガ動物園を目指します。




シドニーのランドマーク・オペラハウスです。


こちらも有名なハーバーブリッジ。300ドルと数時間をかけて橋のてっぺんまで登る人もいるそうですな。

両方撮れたぜ!的な。



こちらはフォートデニスンと呼ばれる小島よしおで、かつては牢獄や要塞として使われていたそうです*7
船着き場からは、ケーブルカーで園内へ。

車内からは、港の景色のほかゾウのエリアなども見ることができます。
タロンガ動物園はオセアニアの生態を中心に紹介する歴史ある動物園なので須賀、やはりこうした景色と一緒に楽しめるのは素敵やん素敵ですね。


長男はなぜか爬虫類コーナーとチンパンジーが気に入った様子でした。チンパンジーは日本の動物園でいうところの猿山状態になっていて人気だったので須賀、洋の東西を問わず、なぜ人間はこんなに猿を見るのが好きなんでしょうかね? 言葉通り「似て非なる」存在を見て笑って「やっぱりオレたちは猿とは違う」とある種溜飲を下げているのか、あるいは人間社会の集団生活を戯画化したものとして見てストレス解消しているのか…。それに加えて、いわゆる猿山という展示形態がいつどこで始まったものなのかも気になるところです。
園内では、こんな光景にも出くわしました。


飛行機雲でのプロポーズですね。結構多くの人の注目を集めていました。こういうものとの出会いはいいですよね。私はここでRainnieと呼ばれた方とこの先お会いすることはないと思いますし、もし会ったところでお互い気付きもしないで生姜、同じ空の下、同じタイミングで天を仰ぎ、偶然にも同じ体験をしたわけで、素敵やん素敵なことだと思います。私達はタロンガ動物園に初めて来ていて、そしてこれが最後の来園になる可能性だってかなり高いわけで須賀、その動物園訪問と飛行機雲という恐らく無関係のものが私達においては結び付けられてしまった。こういうことこそが、日本で寝っ転がってガイドブックや旅番組を見ている*8のとは違う、旅行の醍醐味であるような気がします。話が逸れましたかね…


オーストラリアの動物として定番のお二方にも最後にご挨拶申し上げ、そろそろお暇することにします。それにしても、ペットボトルの水が1本4.8ドルってのはいくらなんでも高杉晋作高すぎるよなあ。
行きと同様、ケーブルカーとフェリーで戻ります。午後5時に宿着。夕食は近くの老舗パイ店でいただきました。


ここは1945年創業で、あのカーネル・サンダースも訪れたことがあるそうです。ちなみに私はその話を聞くまで、カーネル・サンダースが実在の人物だったとは知りませんでした。道頓堀の前にシドニーに来ていたんですね。肝心のパイもおいしかったですよ。具ルーンピースの存在感がなかなかでしたが…。
前日が機内泊でしたので、この日は早めに就寝しました。

*1:ですので、便宜上4月30日付から書き始めます

*2:日本人の目から見たシドニーを紹介するなら、彼が「シドニー駐在記」を書いた方がよっぽどいいでしょう

*3:左手前が桜島、その奥が大隅半島、右手前の窓枠近くが鹿児島市内の臨海部…だと思います。別カットで開聞岳らしき山影が見えたのはちょっと感動しました

*4:窓口の女性は非常にお怒りでしたが

*5:もちろん空港ですし、そこまでのレートにはならないでしょう

*6:手前が換金した銀行、奥の「A」表示の後ろに見える白い帯の区画が件の両替所です

*7:島の歴史についてはシドニー湾の歴史が詰まる美しき海の孤島-フォートデニスン|シドニー(オーストラリア)の海外現地ガイド記事|海外旅行情報 エイビーロードをご参照いただいてもよいかもしれません。それにしても、「関西弁なまりの英語」って…w

*8:あるいは今後は「VRで海外旅行」みたいな体験が広まっていくのかもしれませんが