かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
ブログランキング・にほんブログ村へ

駆け込み?駆け足?1歳10カ月児と行くタイ〜一日目・フライトと宿まで

0日目まで

「駆け込み」海外旅行

突然で須賀、飛行機の国内線と国際線で子供料金がかかる年齢が違うことをご存じですか? と言うとやや不正確な表現になってしまうので須賀、国内線では3歳になるまで、座席を占めずに大人の膝上にいれば無料になる一方、国際線でそれ(といっても大人の10%料金)が許されるのは2歳未満です。しかも子供料金自体も、国内線半額に対し国際線75%で、「まあちょっとまけてあげようか」程度の割引率になってきます。
以上はあくまで一般論で、LCCなどはまた別のルールがあったりします*1
で、何が言いたいかというと、そろそろギリギリになってきたわけです。この時期も春休み期間中ではあるわけなんですけれども、GWはちょっと御免蒙りたい。ただ逆に言うと、より2歳に近い時期の方が、長男ができることも、わかることも多くなっているはずです。二語文、三語文を話せるようになってきたし、どうやら「ぞうさん」は好きらしい。とすれば親の休みの調整をつけて行ってしまおう、そんな魂胆でした。
ただ、長男が親の膝の上ないしその周りの限られた空間にいなければならないことに、両者ともそう長い時間耐えられるわけではないでしょう。乗り継ぎや大きな時差、深夜便も避けたい。それで親も初めての場所となるとかなり限られてくるので須賀、今回この制約をクリアしつつ、行ってみたいと思えたのがタイ(バンコク)だったのでした。本来は周辺の国とともに周遊するとか、せめて泰緬鉄道で有名なカンチャナブリーには行く…というのが理想的でもあったので須賀、今回は極めてスタンダードに、バンコクとアユタヤを見てこられればいいかな、くらいの心づもりでおりました。

0日目

仕事の繁忙期ということもあり*2、9連勤の最終日でした。ずっとパソコンの前に向かってイライラしているのが主な業務なので、連勤が重なると取材記者時代とは違った疲れ方をします。この日は頭痛を抱えながら社会面をつくり、帰宅タクシーでビールを呷って何の準備もしないまま就寝しました。

バンコクまでのロングフライト

横たえる場所はなし

朝は早めに起きて、荷物を詰め込んで空港へ。複雑な家庭の事情(笑)があり、妻子とはここで合流します。直行便とはいえ、6時間は超えるロングフライトです。機内での昼食後、抱っこひもで寝かせつけることには成功したので須賀、前回と違ってベビーベッドの用意がない*3ため、寝ている子供を横たえる場所がないんですね(笑) やむなく代わる代わる抱っこしながら自分達も意識を飛ばしていたので須賀、腰が痛くて何度も目が覚めるというなかなかしんどい時間帯が続きました。

チーバくんとの邂逅

日本とタイの時差は2時間。現地時間の午後5時ごろ*4バンコクスワンナプーム国際空港に降り立ちます。

さて、早速宿に向かいましょう。ターミナル直結のエアポートレイルリンク(空港連絡鉄道)を利用します。道中で現地通貨バーツ*5と両替をしましたが、空港を出てすぐの両替所より、レイルリンクの改札近くの方がレートがよかったです(10円≒3.1B)。
レイルリンクはマッカサン駅までで35B。ちょうど6時に空港駅のホームに降りたら、何やら音楽が流れています。なんだろうと思う間もなく曲は終わり、それと同時にホームの椅子に座る人たちの後姿が。エレベーターの出口から見たのでホームにいる全員がそうしていたかまでは分からないので須賀、恐らく流れていたのは国歌で、少なくとも私の視界に入った数人は、国歌を静聴するために起立していたものと思われます。
ホームに滑り込んだのは、なんとチーバくんのラッピング車両。

車体いっぱいに、日本の千葉県をPRしていました。タイからの訪日客は近年増えていて、箱根や湘南(藤沢)といった有名どころの観光地も誘客に力を入れているそうなので、そういった取り組みの一環ということなのでしょう。

バンコク地下鉄バックヤード見学?

マッカサン駅では、夕方の交通ラッシュを眺めながら地下鉄(16B)に乗り換えます。


ここから10分ちょっと歩いた先にあるのが、今回お世話になるホテルです。https://www.ihg.com/holidayinn/hotels/jp/ja/bangkok/bkkhi/hoteldetail
今回ももちろん(?)細君が選んでくれました。「徒歩数分」で行くのは難しかったで須賀、地下鉄、BTS(高架鉄道)の駅が間近です。部屋も清潔で、スタッフも気持ち良く対応してくれる方ばかりでした。
夕飯は向かいのバーで。


ベタにチャーハンなどをいただきました。タイのビールといえば「シンハー」で須賀、ここでは写真にある「チャーン」に。こちらの方が味がしっかりしていて、ラガー派の私は好きでしたけどね。現地では是非こちらもお試しあれ。
部屋に戻ったのは9時前。長男を寝かしつけた後、やっと楽な姿勢で眠りにつくことができました。

*1:例えば赤ちゃん・子ども料金の基礎知識~交通機関:飛行機編 |赤ちゃん・子連れ旅行のHow To記事などを参照

*2:要するに繁忙期に平気で休んだ

*3:恐らく体重オーバー

*4:日本時間同7時ごろ。以下略

*5:以下Bと表記