かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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『いまさらですがソ連邦』(速水螺旋人、津久田重吾)

 

いまさらですがソ連邦

いまさらですがソ連邦

 

もちろん今はなきソ連について、その歴史や軍事・諜報、経済、市民生活や文化などをイラストを交えて解説した本です。

古くからロシアではなくソ連渡航を重ねている愛好者が、しばしば現在進行形の文体でリアルなソ連情報を語っています。以前さらっと観光してしまったモスクワの名所の、ソ連時代の様子も知ることができて興味深かったです。当時この本があれば、読んでから出掛けたかったですね。

canarykanariiya.hatenadiary.jp

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私がソ連・ロシアに抱く関心の一つに、「社会主義の祖国」であるという点があります。要するに北朝鮮への影響や比較論というところになりま須賀、やはり公定価格と実勢を反映したヤミ価格が乖離していくというのは、両者共通していました。この本を読む限り、北朝鮮よりソ連の方がそれが緩慢に進んできたようで、それが北朝鮮の経済・政治体制にどのように影響してくるのか、予断は許さないのかなあという気は改めてしました。

 

いつもありがとうございます。 

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