かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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無理してない?初めての習い事/長男言行録(4歳0カ月)

6月分ですw
 
4歳を過ぎた今月から、習い事を二つ始めることになりました。スイミングスクールと公文式です。
別に4歳になったら習い事をさせようと思っていたわけでも、それも一気に二つやろうと思っていたわけでもありません。スイミングは地域でちょっと(?)知られたスクールで、一年前にキャンセル待ちで申し込んでおいたのがこのタイミングで連絡をもらいました。公文式については、市販の幼児向けドリルみたいなのを割と楽しそうにやっていたので、試しにやってみたらというくらいの話でした。まあ幼児教育的な習い事はいくつもあるようで須賀、何だかんだ言って私自身がOBであり、人生における重要な転機を与えてくれた場だったことは作用していると思います。もちろん無理してやってほしくはありませんし、彼には彼の好みや相性に基づく人生の選択があってしかるべきで須賀、こういうところで俎上に上がってくるというだけでも親の影響というのは大きなものがあります。慎重に振る舞いたいものです。
さて、今回はスイミングスクールの話をば。こちらは、楽しく全身を動かせる習い事、というイメージで誘ってみました。もし別の競技に打ち込むことになっても、生かせる部分があるのではないかという期待です。なのでもちろん、将来水泳部に入ってほしいと思っているわけではありません*1。本人もプール遊びは好きらしく快諾してくれたので須賀、水が顔につくのが苦手*2なのはちょっと不安ではありました。
そしてスイミングスクール初日。私が送り迎えを仰せつかり、教室にあるロッカールームで着替えて案内を待ちます。その間中、(こっちは坂道で自転車を漕いだせいで汗だくなのに)膝の上に座ってきたり寄りかかってきたりと、どうも落ち着かない様子。先生が出てきて名前を呼ばれると、ついに父親と離れなければならないことを悟ったらしく、泣き出してしまいました。準備運動も、先生とプールサイドに移動するのも泣いたまま。こちらも不安になって観覧席から様子を見ていましたら、結局一時間ずっと泣きっぱなしでした。私の姿を見つける度に、救いを求めるように手を伸ばしてきたりして、さすがにかわいそうになってきてしまいました。ただそれでも、先生の指示には(最低限)従って、水に慣れる遊びをしていました。
一時間のコースを終えて出てきた長男。「泣いてたでしょ?」とからかえるような泣き方ではなかったので、その点には一切触れずにこう聞いてみました。
「頑張ってたね、楽しかった?また来週も行ける?」
すると、
長男「楽しかった。来週も行きたい」
まさか、号泣していた一部始終を私が見ていなかったとか、もう忘れてしまったと思ったわけではないでしょう。それでも、怖かったろうことはおくびにも出さず、楽しかったと答えたのです。正直この時私は感動したというより、4歳児なのに我慢のしすぎなんじゃないかとか、私の日々の接し方のせいで、無理をして親に迎合するような傾向が出てきてしまったのではないかという思いが頭をよぎりました。
今ではスイミングにも徐々に慣れ、観覧席の私に笑顔で手を振ってくれるようになりましたが、彼があの時どんな気持ちで大丈夫だと答えたのか、今でも気になっています。

*1:どちらかというと、母親を中心に「サッカーより野球の方が面白いよ」というアピールが繰り返しなされていますwwさっき言ったことと矛盾しますね

*2:現時点でもシャワーを頭からそのままかぶるのは嫌がります