かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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「赤子もすなる夜泣きといふものを…」/父母子同室記

5月31日に生まれた長男は翌日より母子同室となり、お互いに退院後の生活に備えています。翌6月2日の昼からはそこに父親も加わって、明日の退院まで一緒に過ごす予定でいます。要するに父親は、職場の上司並びに諸先輩のご高配を賜りまして、妻子の退院日まで出勤しない*1という離れ業(?)をやってのけつつあるのでした(笑) もちろん今も、やっと寝付いてくれた彼の寝顔を覗き込みながら書いています。
…と、そんな能書きから話を始めて、本当は「おむつとか余裕で交換しちゃってるぜ」とか、「オレがあやせば泣き止むのよ?」などなどのイクメンアピールを展開しようと思ったので須賀、ちょっともうそんなノリでは通用しませんね。夜泣きというのもこれまた、そんなことは出来て当たり前の世界における一つの修羅場(ちょっと言いすぎかな?)だと実感させられました。
まず彼、非常に母乳を欲しがります。泣き出してあやしているとちゅぱちゅぱ口を動かしたり、相変わらず親指の付け根のあたりをしゃぶる仕草を繰り返したりするので、おっぱいが欲しくて泣いているときは大体見当がつくようになりました。それが昨晩で言えば、午後9時半から午前2時まで、ほぼ間断なく繰り返されます。一回授乳で満足させても、ちょっとしたら後述するおむつ交換で泣き出し、また少ししたらおっぱい…。もちろん今挙げた時間帯以外にも授乳をせがんできますので、左右のバランスなんかにも気を配らなければならない母親は、それはそれは大変そうです。昨晩は「せっかく丸々二日一緒なのだから、夜泣きに全部反応してみよう」と、付き添って起きたり他の世話をしたりしていたので須賀、やっぱり明け方には、目が覚めると授乳が終わりつつある、なんてシーンに出くわしました(笑) 生後すぐから「おっぱいの吸い方が上手ですね」と褒められて(3日ほど)育ってきたのは私としてもうれしいですし、「さすが我が息子。いい飲みっぷりだなあ」と思うと誇らしくもあるので須賀、これ(母乳)ばっかりは代わってあげられない分、体力的にもつのかと不安でもあります。
そんな感じで入ってくるのが多い*2だけ、出て行く方もなかなかです。昨日はお腹がいっちょまえに鳴っていたのも面白かったで須賀、若干心配していたお通じ*3も逆に困るくらいに良好となり、色も緑っぽい色から黄土色っぽく変化してきました。そちらの片付けは必然的に(?)私がすることが増えてきているので須賀、男の子だと外性器が複雑な分、隅っこまで拭いてあげるのが大変ですね。あとたまに泣きそうになるのは、その辺を拭いている最中におしっこをされちゃう時。拭きながら「刺激」してしまうこともあるんでしょうけど、被害が新しいおむつまでで済めばラッキーな方で、彼の服だこっちの手だにかかってしまったり、もしまかり間違ってそれに驚いて彼の両足を掴んでいた手*4を離してしまったりしようものなら、それはそれは結構な惨劇となるでしょう。前回やった時は、おしりふきシートを「堤防」代わりに前方待機させるという方法で射撃に備えたので須賀、他に何かいい方法があるのでしょうか?
どっちかというとしんどい、しんどいみたいなことを書いてしまいましたが、新生児微笑でにこっと笑う様は本当にかわいいですし*5、泣き出すと見せかけてやめちゃったり*6、本当に泣き出す時は顔を真っ赤にして「フンガ!フンガ!」と鼻で音を出したりと、本当に憎めない奴だと思います。
あ、また指をしゃぶりながら泣き出しましたね(ホント)。仮眠中の細君の出番でしょうか…。

*1:念のため言っておきま須賀、パソコンを持ち込んでできる仕事はしていますw

*2:生後2〜3日だと出生体重よりやややせるケースが少なくないそうなのですが、彼は同程度をキープしています

*3:私自身が先天性腸閉塞で出生直後に大手術を受けていますので、「雲高があまり出ていない」というのは同種の懸念を呼び起こすのです

*4:彼はまだ、足をばたつかせた時にかかとが自分の身体のどの部分に触れるかについて十分な予測をした上で行動に移すことはできません

*5:ただこれは生理的な反応ではないので、その直後に泣き叫んだりもしま須賀

*6:これってなんなんでしょうね?