昨年4月からネット系のメディアに出向しておりましたが、来月より、もともと所属していた新聞社に復帰することになりました。
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4月からはニュースの編集部門すら離れ、デジタルでのマネタイズなどの業務に携わる予定です(初めて兼務の職がついたおかげもあり、自分でも覚えるのが大変なくらい長い肩書になります)。出向先ではメインがニュース編集、それとともに記事体広告制作の仕事も学んでいたので、後者を生かしていくようなことになりそうです。
その意味で、というか辞令が出たので慌てて買って読んだのがこの本。
どちらかというとネット広告を出す側(広告主)目線で書かれた本で須賀、よく整理されており勉強になりました。逆に言うと、この本の話になんとかついてこられたのは、1年間で色々と教えてもらったからなんだろうなと感じました。
1年間の出向で学んだことや、見聞きしたものへの感慨は色々とありま須賀、さすがにここでは詳述しません。ただ一つだけ言えるのは、新聞社は、紙ではなくスマホで、さらにはもっと他の何かでニュースが摂取されていく環境に適応しつつも、そもそも持っている最大の強みである取材力・コンテンツ制作力はしっかり保ち、磨いていかねばならないということです。ちゃんと取材して一定以上信頼してもらえるコンテンツを作ることは、今後の新聞社などの報道機関、いや民主主義社会が生存していくための十分条件ではないが、必要条件ではあると思っています。
あまり想像しなかった巡り合わせではありま須賀、新聞社が生存の十分条件を見出せるよう、あくまでも巨視的な目線を大事に新しい仕事に挑んでみたいと思っています。
いつもありがとうございます。