かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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2カ月遅れの薩長同盟/「西郷どん」第三十一話

第31回「龍馬との約束」|NHK大河ドラマ『西郷どん』
西郷吉之助とともに薩摩にやってきた坂本龍馬は、吉之助の思いに共鳴して薩長の和睦のため奔走します。下関での西郷・桂会談がセットされるところまで進みま須賀、再度の長州征伐への勅許を防ぐため、吉之助は下関でなく京へ。龍馬や桂小五郎らの怒りを買うことになってしまいました。
雨漏りはコテコテのが来ましたね。伝わっている話では、糸が「家の雨漏りの修理をしてください」と頼んだのを吉之助が「日本中が雨漏りしている時に、自分の家の雨漏りをしている場合ではない」と拒否したので、それを聞いていた龍馬が自分で修理した、ということになっています。まあ史実かどうか分からない話ですし、「家庭を顧みない夫」風なのも感じが悪いということなのでしょうか、吉之助が龍馬と一緒に修理するシーンになっていました。
その龍馬が最後にあれだけ怒っていたのは印象的でしたが、彼の最大の見せ場は次回のようですね。桂小五郎のセリフとして何度も出てくるように、わだかまりはあるとはいえ、次の征伐も迫り苦境にあるのは長州の方だというのが全体状況としてあると思うので須賀、その辺がちゃんと表現されているのかどうか。ちなみにまた尺の話をして恐縮なので須賀、大河「翔ぶが如く」では薩長同盟は第25回で放送されたそうで、2カ月近い遅れをどう吸収するのか、そちらも心配ではあります。