てれび
【目次】 魔法が解けたような信長の表情 最後に出てきた「四国説」 「創作にも根拠を求める」姿勢 やっぱり光秀=天海説 不測の事態を乗り越えた名作 www.nhk.or.jp 魔法が解けたような信長の表情 ついに日本の歴史上、最も有名な裏切り劇に辿り着きました。…
【目次】 秀吉もあやかった重鎮・丹羽長秀 光秀の前日に家康を接待 自分の病巣を秀吉に送りつけた? www.nhk.or.jp 帰蝶の毒殺発言、十兵衛の見た夢、そして再びの打擲と森蘭丸への「反撃」…。ハイテンポに時間を進めながら、信長と十兵衛の関係性が煮詰まっ…
【目次】 松平信康の死の背景は嫁姑問題? 信康を庇わなかった「徳川四天王」 破局前のカップルのような信長と十兵衛 www.nhk.or.jp 松平信康の死の背景は嫁姑問題? 荒木村重の謀反、嫡男・松平信康を巡る家康との懸隔、そして何より信長の光秀打擲事件と、…
【目次】 「平蜘蛛」リフレインした割には… 菊丸の逃亡シーンは三河の悲劇の伏線? 光秀と天皇を繋いだ「父」 www.nhk.or.jp 「平蜘蛛」リフレインした割には… 今日は信長・十兵衛の不協和音がいつにもましてしんどかったです。 「平蜘蛛」「平蜘蛛」「平蜘…
【目次】 松永久秀の死は春日大社の呪い? 平蜘蛛が裂いた信長と十兵衛の仲 www.nhk.or.jp 松永久秀の死は春日大社の呪い? 物語の序盤から十兵衛と交流があった松永久秀が、ついに波乱の生涯を閉じました。 『信長公記』によると、久秀討伐のために出陣した…
www.nhk.or.jp 本願寺との戦に際し、明智光秀は病に倒れ、次いで妻の煕子が世を去りました。ナレ死、と言えばそうで須賀、きれいな演出でしたね。 確かに光秀の看病が祟り、煕子が亡くなったという話は伝わっているそうです。最後に言ったセリフは、光秀に決…
【目次】 「斎藤利三の去就が本能寺の変の一因」説 三淵藤英・細川藤孝兄弟の姓が違うわけ 「名子役」が揃い踏み www.nhk.or.jp 「斎藤利三の去就が本能寺の変の一因」説 今日は十兵衛にとって、複数の意味で転機となる放送回でした。もちろん丹波への転戦も…
【目次】 秀吉の将軍捕縛は下克上の象徴 明治天皇も切り取った蘭奢待 www.nhk.or.jp 秀吉の将軍捕縛は下克上の象徴 足利義昭は信長に敗れ、室町幕府は事実上滅亡しました。武家の棟梁たる将軍を、成り上がりの象徴のような木下藤吉郎(秀吉)が捕らえるとい…
【目次】 十兵衛の消極的選択 大敗の三方ケ原に参戦していた佐久間信盛 風間俊介の「弁当の味噌」は放送NG? www.nhk.or.jp 十兵衛の消極的選択 明智光秀が、将軍・足利義昭の前で嗚咽を漏らしながら訣別を告げるシーンが印象的でしたね。 駒と貧民のための…
【目次】 十兵衛、迫る決断の時 秀吉の母のマシンガントーク 細川藤孝の「身を助け」た三条西実澄からの古今伝授 www.nhk.or.jp 十兵衛、迫る決断の時 暴拳の虎将軍・足利義昭が信長への反感を露わにし、明智光秀が将軍の間近で暗殺されそうになる*1など、幕…
【目次】 実は就任早々だった天台座主・覚恕 再検討を迫られる比叡山焼き討ち 少年の死は駒を「反信長」にするか www.nhk.or.jp 実は就任早々だった天台座主・覚恕 今回は、織田信長が比叡山焼き討ちに至るまでの経緯が描かれていました。 覚恕は確かに正親…
【目次】 フィクサー今井宗久の暗躍 光秀との深い仲が筒井順慶の死期を早めた? www.nhk.or.jp フィクサー今井宗久の暗躍 再登場の今井宗久の政治的センスが光る放送回でしたね。 明智光秀・木下藤吉郎が鉄砲を求めて宗久を訪ねま須賀、ちょうど先約があって…
【目次】 「袋の鼠」の小豆袋は登場せず 妻の兄・信長を裏切ってまで守られた浅井朝倉の盟友関係 明智光秀「織田信長は死んではならんのです!」 www.nhk.or.jp 今日は、今回のハイライトである浅井長政の敵対と、それに伴う「金ヶ崎の退き口」について書い…
【目次】 「若狭の武藤」の正体と十兵衛との縁 オリジナル登場人物が本能寺の変の黒幕になる? www.nhk.or.jp 「若狭の武藤」の正体と十兵衛との縁 今日は、有名な金ヶ崎の戦いに向けたプロローグのような回でした。 ドラマでは、「若狭の武藤」という武将を…
【目次】 譲位も葬儀もできない朝廷の窮状 「極主夫道」組の活躍に期待 www.nhk.or.jp 片岡鶴太郎扮する摂津晴門は、半沢直樹シリーズを思わせるコテコテの感じ悪い演技でしたね。ああいうノリは好きで須賀、まだ晴門自身が本領発揮とまではいかなそうですの…
【目次】 本圀寺の変は斎藤龍興のリベンジ 『信長公記』と印象の異なる「二条城」普請 怪しさ満点の片岡鶴太郎 www.nhk.or.jp 幕臣・明智光秀の風格が滲み出ていた今回。とても見どころが多く、どこに焦点を当てるべきか迷いま須賀、本圀寺での戦い以降の話…
【目次】 お駒さんのビッグディール 堺会合衆と三好、そして信長 『信長公記』にみる信長上洛 またしても仕官を断る光秀 www.nhk.or.jp お駒さんのビッグディール 今週はお駒さんが大活躍でしたね。丸薬の商いというカードがあるとはいえ、今井宗久を相手に…
【目次】 信長への仕官、断れど… 稲葉一鉄との再会と因縁 www.nhk.or.jp 信長への仕官、断れど… 織田信長への仕官、サクッと断りましたね(笑) canarykanariiya.hatenadiary.jp こちらの本にもあるように、明智光秀は先に足利義昭に仕え、次いで義昭と信長…
www.nhk.or.jp 将軍足利義輝が三好三人衆らに襲われて非業の死を遂げました。剣豪・塚原卜伝の教えを受けた剣の達人だったそうで、ドラマのシーンにあったように、障子に挟まれてその外から刺された、という話も伝わっています。そうでもしなければ倒せなか…
娘の昼寝の合間に見ていた「愛の不時着」。今日、合計の視聴時間にして22時間超の長旅を終えました。 www.netflix.com 以下、ネタバレも含んでしまいま須賀、少しずつ感想を述べます。 【目次】 「愛の不時着」一周して感じた北朝鮮や韓国ドラマのこと ドラ…
www.nhk.or.jp 越前で雌伏の時を過ごしていた明智光秀が、将軍・足利義輝の求めに応じて上京することで、再び戦国時代の激動へ身を投じていくーそんな回でした。放送休止を挟んでの再出発としてはいい感じでしたね。 足利義輝はかなり気力を失ってしまった様…
www.nhk.or.jp 日本史上最も有名な「ジャイアントキリング」の一つである桶狭間の戦いを、多彩に描き出し、かつ上手に説明していた思います。 まず、おなじみの「敦盛」をうまく絡ませて信長の心境を表現していましたね。そこで鼓を打っていたはずの帰蝶は、…
www.nhk.or.jp 桶狭間の戦いの前哨戦と、松平元康(徳川家康)らの逡巡を描いた回でした。 合戦前に於大の方から元康に翻意を促す手紙が送られたとか、ましてやそこに明智光秀が一枚噛んでいたとかいう話は聞いたことがありませんが、元康をはじめとする三河…
www.nhk.or.jp 上洛した織田信長を、斎藤義龍が暗殺しようとするー。これは確かに、『信長公記』に出てくるシーンです。 同書によると、上洛する信長の手勢は80人ほど。これとは別に上京した信長の陪臣にあたる人物が、たまたま義龍が放った刺客らと船に乗り…
www.nhk.or.jp 蝮が去り、越前編に突入しました。 越前の朝倉義景は、将軍・足利義輝から「義」の字を与えられ、伊呂波太夫との話題にも出ていた側室を通じて近衛家と、さらには義輝(近衛家から正室を迎えています)と縁戚関係にあるという有力大名です。 …
www.nhk.or.jp 斎藤道三が息子・義龍に敗死し、「蝮がくる」が完結しました。 基本的に道三は義龍を評価しなかったとされていま須賀、この長良川での義龍の見事な布陣を見て、愚鈍と思ってきた息子を再評価したとの逸話もあります。 ストーリーとしては、道…
毎週楽しみにしている大河ドラマ「麒麟がくる」は、一時中断と短縮が不可避になったようです。 www.daily.co.jp ストックがあるのが6月7日分までで、緊急事態宣言が5月末に解除されても14日分には間に合わない。放送中断分はストーリーを縮めて対応する。と…
www.nhk.or.jp 今日は歴史の動きというよりは、物語としての構図の作り方に目が行きました。 殺された孫四郎と帰蝶、それを指示した義龍とともに近い明智光秀の煩悶、そして「大きな国」への思いを道三から引き継いでいくというストーリーと、うまく布石を打…
www.nhk.or.jp 驚いたのは、主人公以外について、かなり史実に立脚して描かれていることです。 信長の叔父、織田信光が彦五郎(織田信友)を謀殺した件(その後信光も不審な死を遂げるので須賀)、日根野弘就が斎藤義龍の異母弟を斬ったことなどは、その通り…
www.nhk.or.jp 斎藤道三・義龍親子について語るべきでしょう。 ドラマにもあるように、道三は正徳寺の会見を通じて娘婿の信長を認めたようです。信長公記によれば、このとき2人は、お茶漬けを食べて盃を交わしたとされます。この時の道三による信長評として…