かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

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てれび

やっぱり歴史的背景の説明なしでは面白くならなかったですね/「西郷どん」最終回

www.nhk.or.jp 鹿児島・城山に篭った西郷隆盛は、降伏勧告を断り戦死。翌年、大久保利通も紀尾井坂で暗殺され、ともに波乱の人生の幕を閉じました。 旅先なので手短に。 最終回は、菊次郎視点だったり糸の視点だったりと、回想が多くてかなり錯綜してしまっ…

関ヶ原での戦法を踏襲した西郷小兵衛/「西郷どん」第四十六話

www.nhk.or.jp 西郷軍は鹿児島を進発し熊本にさしかかりま須賀、物量に勝る政府軍に対し田原坂の戦いなどで敗戦を重ねます。西郷隆盛の末弟・小兵衛は戦死し、長男の菊次郎も足を負傷。隆盛は、延岡で軍の解散を宣言します。 小兵衛があのように、菊次郎の盾…

西郷隆盛「キリスト」論/「西郷どん」第四十五話

www.nhk.or.jp 多くの士族が集まる私学校の動向を警戒した大久保利通・川路利良らは、薩摩に密偵を送り込みます。しかしその企みは露見し、「(西郷隆盛を)シサツセヨ」との指示まで見つかったことから、桐野利秋ら私学校党が暴発。西郷は彼らと共に挙兵し、…

江藤新平を一喝した西郷隆盛/「西郷どん」第四十四話

www.nhk.or.jp 鹿児島に帰り、悠々自適の暮らしをしようとした西郷隆盛でしたが、桐野利秋(中村半次郎)ら薩摩士族らも後を追い、不穏な雰囲気に満ちてきます。佐賀では江藤新平が決起するも敗れて斬首されました。西郷は高まる士族たちの不満を抑えるため…

柏木由紀の一言が示唆する日朝関係史/「西郷どん」第四十三話

www.nhk.or.jp 一度は決まった西郷隆盛の朝鮮派遣でしたが、岩倉具視が病に倒れた三条実美に代わって「太政大臣代理」となることで閣議はひっくり返り、西郷らは政府を辞職することに。そして西郷は大久保利通を訪ね、別れを告げます。 まずクライマックスの…

正面から「征韓論」を扱わなかったのは良い判断/「西郷どん」第四十二話

www.nhk.or.jp 留守政府を預かる西郷隆盛は、江藤新平らとともに国政改革を推し進めます。しかし朝鮮国への使節派遣をめぐり帰国した岩倉具視・大久保利通らと対立することになってしまいました。 今回の話の展開は、薄味ながらお話として上手に作っていたと…

西郷好きの明治天皇/「西郷どん」第四十一話

www.nhk.or.jp 岩倉具視や大久保利通、木戸孝允らが欧米に派遣されたことで、留守政府の実質的な首班となった西郷隆盛。陸軍内での汚職や藩閥内での対立に悩まされながらも、天皇行幸を実現させました。 今更になってしまいましたが、興味深いエピソードが散…

国父様、再びコミカル路線に?/「西郷どん」第四十話

www.nhk.or.jp 西郷隆盛は、岩倉具視・大久保利通らに促され上京。政府内の対立に直面しながらも、薩摩藩士を中心とする御親兵を組織し、廃藩置県を断行しました。 これまでとは打って変わってがっつり政局の話になりましたが、盛り上がるのはもうちょっと先…

「抗議の切腹」の弟は伊勢神宮で不敬?/「西郷どん」第三十九話

www.nhk.or.jp 明治37年、京都。市長に就任した西郷隆盛の息子・菊次郎が、側近に父のことを話す形式で最終章はスタートしました。 明治2年、菊次郎は奄美大島の母・愛加那と離れ、父のいる鹿児島にやってきます。しかし、薩摩藩士・横山安武が上京して抗議…

ついに西田敏行が登場へ/「西郷どん」第三十八話

www.nhk.or.jp 戊辰戦争には西郷吉之助の弟・吉二郎も参加しましたが、越後で戦死の憂き目に。戦争後、吉之助は大久保一蔵に引退を告げて薩摩に戻り、髷を切るのでした。 南島暮らし時代も、京や江戸で奔走・奮戦していた時も薩摩の西郷家を切り盛りしていた…

今回大河らしい3人との会見/「西郷どん」第三十七話

www.nhk.or.jp 江戸城総攻撃を目前に控えた西郷吉之助は、天璋院篤姫、勝海舟、そして徳川慶喜と会い、総攻撃の中止を決めます。しかし不満を持つ旧幕臣たちは上野で彰義隊を結成、戦は不可避の情勢となりつつありました。 天璋院と勝海舟はともかく、(勝海…

(いまさら前回分)慶喜は何を謝れば?/「西郷どん」第三十六話

第36回「慶喜の首」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 先週の分で須賀、録画で見ました。 鳥羽伏見の戦いは、錦の御旗の効果もあって新政府軍が勝利し、徳川慶喜は密かに大坂から江戸へ逃れます。江戸に向けて進軍する西郷吉之助の元には、各方面から戦火の拡大を…

引き続き誰も追い込まれてない感/「西郷どん」第三十五話

第35回「戦の鬼」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 大政奉還後、坂本龍馬は何者かに暗殺されました。西郷吉之助と大久保一蔵らは、大政奉還後の政治の主導権を巡り徳川慶喜と駆け引きを展開。王政復古の大号令を発し、江戸で幕府側を挑発するなどして臨戦態勢に…

誰も追い込まれてない感/「西郷どん」第三十四話

第34回「将軍慶喜」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 第二次長州征伐は幕府軍が負け続け、そのうちに将軍・徳川家茂が死んで軍事行動も中止されます。その後に将軍となった徳川慶喜はフランスに接近。四侯会議の失敗もあり、武力討伐に舵を切った薩長は京に兵力…

「女たちの幕末」ならやりようがあるかも/「西郷どん」第三十三話

第33回「糸の誓い」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 寺田屋で襲われ負傷した坂本龍馬は、妻のお龍とともに薩摩に向かい、霧島の温泉で湯治します。薩摩には英国公使パークスが訪れ、西郷吉之助らと会談。吉之助には糸との間に子供を授かりました。 今回は女性目…

もう登場人物からフィクションにしたら?/「西郷どん」第三十二話

第32回「薩長同盟」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 再度の長州征伐へ向けた勅命は下されましたが、西郷吉之助と大久保一蔵は「不義の勅命は勅命でない」と主張する文をまき、一線を画すことを明確にします。一方で吉之助らは長州との同盟締結を画策。桂小五郎…

2カ月遅れの薩長同盟/「西郷どん」第三十一話

第31回「龍馬との約束」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷吉之助とともに薩摩にやってきた坂本龍馬は、吉之助の思いに共鳴して薩長の和睦のため奔走します。下関での西郷・桂会談がセットされるところまで進みま須賀、再度の長州征伐への勅許を防ぐため、吉…

和宮はやっぱり出ない?/「西郷どん」第三十話

第30回「怪人 岩倉具視」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷吉之助は、薩長同盟=討幕というビジョンを具体化しようと、まさに都落ち中の公家・岩倉具視を訪ねます。今日の政局へ復帰する気概を失いかけていた岩倉でしたが、息子の復権をきっかけに意欲を取り…

優しさか、マウンティングか/「西郷どん」第二十九話

第二十九回「三度目の結婚」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 一時的に薩摩に帰った西郷吉之助は、周囲の勧めを受け幼なじみの糸と結婚することにしました。一方で長州と連携しての討幕というアイデアを抱き、大久保一蔵に伝えるものの、この時点では賛同は得ら…

迫真の決別シーンも唐突感/「西郷どん」第二十八話

第二十八回「勝と龍馬」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 勝海舟・坂本龍馬と知遇を得た西郷吉之助は、一橋慶喜に命じられた長州征伐で戦わずして勝利を収めます。しかしその処置が気に入らなかった慶喜とは決別することになりました。 役者も揃い、鈴木亮平さん…

長州力より中村半次郎/「西郷どん」第二十七話

第二十七回「禁門の変」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷吉之助は桂小五郎の依頼を受け、長州藩の暴発を防ぐべく動きますが、池田屋事件を経て禁門の変が勃発してしまいます。変では薩摩兵を率い、負傷しながらも来島又兵衛(長州力)を討ち取りました。 世の…

大久保利通は本当に畳を回した/「西郷どん」第二十六話

第二十六回「西郷、京へ」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 島から戻った西郷吉之助は、京へ向かいます。京では一橋慶喜と島津久光の対立がのっぴきならない状態になっており、吉之助もその仲介に奔走しま須賀、奏功したと思った途端、久光は薩摩に帰ってしまい…

薄っぺらな革命旗/「西郷どん」第二十五話

第二十五回「生かされた命」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 土持政照や川口雪蓬らに命を救われた西郷吉之助は、島の子供たちに学問を教えるなど島にも馴染んでいきました。薩摩では、生麦事件の事後処理を巡り薩英戦争が発生。吉之助たちも攻撃に備えま須賀、…

個人的軋轢のみで政局を描いてしまうかもと心配/「西郷どん」第二十四話

第二十四回「地の果てにて」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 徳之島に流された西郷吉之助は、奄美大島から訪ねてきた愛加那らとの再会を喜んだのもつかの間、今度は沖永良部島に流されます。そこでは狭い牢に閉じ込められて健康を害しま須賀、現地の役人・土持…

友情と仲違い 気合の入ったストーリー展開/「西郷どん」第二十三話

第二十三回「寺田屋騒動」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷吉之助の独断に怒った島津久光は、吉之助に切腹を命じようとしましたが、小松帯刀や大久保一蔵らの取りなしで遠島処分となりました。久光上洛後の京では、藩命を帯びた大山格之助らが有馬新七らを…

あれ?もう西南戦争?/「西郷どん」第二十二話

第二十二回「偉大な兄 地ごろな弟」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 薩摩に戻った西郷吉之助は、島津久光の進める出兵計画に反対しながらも、その命で下関にて久光らを待つことになりました。しかし、有馬新七ら過激派の動向を案じ、勝手に京都へ。新七や同調し…

「菊次郎」の名が背負うもの/「西郷どん」第二十一話

第二十一回「別れの唄」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷吉之助と愛加那との間には男の子(菊次郎)が生まれ、家族水入らずで暮らします。そこに現れたのは、薩摩復帰の藩命を携えた大久保一蔵(正助から改名)。愛加那が2人目の子を妊娠中と知り、悩むも、吉之…

幕末維新の激動期、尺は足りる?/「西郷どん」第二十話

第二十回「正助の黒い石」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷吉之助のいない薩摩では、大久保正助が島津斉興・久光父子に取り入っていきます。仲間である精忠組の一部の脱藩阻止にも一役買い、斉興死後、国父と称して実権を握った久光の信頼も得ていきます。…

水戸黄門の印籠はどこに?/「西郷どん」第十九話

第十九回「愛加那」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷吉之助は、菊池源吾として過ごしながら島に馴染み、一方で島民たちの過酷な暮らしに思いを寄せていきます。とぅまらの龍家が不正の濡れ衣で追いつめられた時、彼らを救ったのが吉之助でした。それが直接…

明治維新の陰には苛烈な南島支配/「西郷どん」第十八話

第十八回「流人 菊池源吾」|NHK大河ドラマ『西郷どん』 錦江湾に身投げしながらも一命を取り留めた西郷吉之助は、菊池源吾と名を変えて奄美大島に流されます。失意の日々を過ごすも、薩摩藩に搾取される島の現状を目の当たりにしつつ、島の名族の娘とぅまと…