第二十七回「禁門の変」｜NHK大河ドラマ『西郷どん』
西郷吉之助は桂小五郎の依頼を受け、長州藩の暴発を防ぐべく動きますが、池田屋事件を経て禁門の変が勃発してしまいます。変では薩摩兵を率い、負傷しながらも来島又兵衛(長州力)を討ち取りました。
世の中的には長州力だと思われま須賀、個人的には成人した中村半次郎と川路利良の登場に注目したいです。司馬遼太郎の『翔ぶが如く』では、それぞれ西郷と大久保の下で重要な役割を果たす「準主役」の2人。この物語の最後にも関わってくる重要な役どころです。その意味でも、禁門の変で突出して斬り回る半次郎と敵将を狙撃する川路というのは好対照な描かれ方でしたね。史実としては、長州力…ではなく来島を討ち取ったのは本当に川路だそうで須賀、半次郎があのように奮戦していたかどうかには異説もある*1ようです。
幕末を彩るキャストの登場も続きま須賀、西郷隆盛を描くドラマでもありますし、どうしてもその先に関わる人たちが気になります。
