かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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案の定の尖閣ビデオ流出

石垣海保編集の映像か=長さや内容酷似、地検に提出―尖閣ビデオ流出 
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突を海上保安庁が撮影したとみられるビデオ映像がインターネット上に流出した問題で、映像は石垣海上保安部(沖縄県石垣市)が捜査過程で編集し、那覇地検に提出したうちの一つと同一とみられることが5日、捜査関係者への取材で分かった。
動画サイトで公開された映像は6本で計約44分だった。捜査関係者によると、那覇地検に提出されたのは1本にまとめられたものだが、映像の長さや編集の仕方、内容が酷似していた。
これを含め、石垣海保は複数の映像を提出したが、地検側では映像を編集していないという。
海上保安庁は同日、石垣海保に3人、第11管区海上保安本部(那覇市)に1人の職員を派遣。ビデオ映像の管理状況やコンピューターの記録を詳しく調べる。
一方、同庁の鈴木久泰長官によると、10月18日に馬淵澄夫国土交通相の指示を受け、同庁、11管本部、石垣海保はそれぞれ管理責任者を新たに定め、映像の管理をより厳重にした。映像を収めた記録媒体は封印して金庫で保管した。
海保関係者によると、その後、同庁や11管本部はハードディスク上の映像記録を消し、映像のDVDを裁断するなどした。石垣海保の保管分以外の映像はすべて消去したという。
衝突事件では、中国漁船を追跡した複数の巡視船から、海上保安官が少なくとも4台のビデオカメラで、9月7日午前の漁船発見から停船までの約3時間40分間の様子などを撮影した。
(11月5日、時事通信

多くの関係者が認めるようにこれが本物だとすると、案の定感は拭えませんwww
私は少年探偵団の真似事をする気はあまりないので須賀、流出が故意なら「動機」を持つ人は多そうですよね。
中国政府としては、中国国内はもちろん、国際社会への影響を案じる部分も大きいので生姜、映像の国際社会へのアピール度という意味で考えれば、明るみに出た時機も方法(経緯)もイマイチというところではないでしょうか。
結果論で須賀、日本政府の対応はあまりにもちぐはぐ過ぎてコメントのしようがありません。そして、政治は結果責任です。