かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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鳩山内閣/会期末退陣で代表選とかあったりしてw

3者会談、首相進退持ち越し…2日に再会談
鳩山首相は1日夜、民主党小沢幹事長輿石東参院議員会長と国会内で会談し、小沢氏は、社民党連立政権離脱や内閣支持率の低下で国会運営が困難になっていることを伝えた。
党内にはこうした状況を打開するため、首相の早期退陣を求める声が出ており、小沢氏もこうした状況を伝えたが、首相は続投する意向を重ねて示したとみられ、結論を持ち越した。
3氏は2日にも改めて会談する予定で、首相の進退を巡る緊迫した状況が続いている。
3氏の会談は5月31日に続いて2度目。この日は約30分間行われたが、その後の取材には3氏とも応じなかった。小沢氏は31日の予定だった定例記者会見を延期し、1日に行うとしていたが、民主党はこの日、さらに延期すると発表した。
細野豪志副幹事長は会談後、小沢氏から指示を受けたとし、「3人で国会情勢を中心に意見交換した。明日以降、継続して協議するということで今日は別れた」と記者団に会談内容を説明した。
首相は1日昼、口蹄疫(こうていえき)被害が拡大している宮崎県を訪れた際、「党代表として、幹事長としっかり協力して難局に対していきたい」と記者団に述べ、続投の意欲を強調した。政府筋は首相と小沢氏らの会談後、「首相は辞めない」と述べ、続投の意思に変わりはないとの見方を示した。
一方、民主党参院議員からはこの日も、首相を批判する声が相次いだ。
同日昼の党参院常任役員会では、桜井充政策審議会長が「候補者の声を首相に届ける場をつくってほしい」と参院議員総会への首相出席を要求するなどし、輿石氏が「一両日、時間が欲しい。自分たちに任せてほしい」と今後の対応に一任を取り付けた。
高嶋良充参院幹事長はこの後の記者会見で、参院選情勢について、「改選議員から政策を訴えても聞いてもらえないと悲鳴が上がっている。表紙を代えれば支持率は当面、上がる可能性は高い」と述べ、首相退陣への期待を示した。
一方、国民新党代表の亀井金融相は1日午後、国会内で小沢氏と会談し、「国民新党としては全力を挙げて鳩山政権を支える」と首相の続投を支持する考えを伝えた。亀井氏は首相に対しても、31日夜から2度にわたって電話し、続投を求めた。首相は「頑張ります」と応じたという。(6月1日、読売新聞)

地元、アメリカ、連立与党の合意に基づく5月末決着に職を賭したはずの鳩山首相。地元合意のない「辺野古」の名が明記された日米合意が発表され、地元は猛の付く反発、閣議決定を拒んだ社民党福島瑞穂大臣は罷免の憂き目を見ることとなりました。今日はもう6月1日ですから、普天間問題を焦点化した張本人でもある首相の身の処し方は言うまでもなく明らかだと思うので須賀、そこがそうならないのがこの政権の摩訶不思議なところです。
社民党側の「変わったのは社民党ではなく総理だ」という主張はまさにそうで、これは首相が言うような「(社民党の連立離脱について)安全保障に関する基本的な考えが合わないということで、大変残念に思っている」などということとは全く違う話です。安全保障観云々ではなく、総理が嘘ごまかしをやっていることが問題なのです。別に社民党を礼賛するつもりもないので須賀、この騒動で社民党の人気も上がるかな〜と思っていたら、各紙の世論調査を見る限りそうでもない様子で、やや意外ではありました。
民主党は本当に鳩山―小沢体制で選挙に臨むつもりなのでしょうか? 会期内での法案成立と引き換えに総辞職とかしないかな? 若手で大々的に代表選やって、その結果と勢いで参院選になだれ込む…とかあったりしてwww*1
…以上、にわか政局ファンの戯言でした。

*1:それが望ましいと言っているわけではありません。あしからず