ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術 (文春文庫)
- 作者: 立花隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/05
- メディア: 文庫
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序の読書論だ教養論だはやや冗長な気がしましたね。来るべき電子書籍と比べて紙メディアの本がいかに優れているかなんて話もありましたが、(1)電子書籍にそのまま文字や記号を書き込めて、(2)それをキーワードや書き込んだ時期で検索できる、(3)物理的に紙の本くらいは強い、あたりの機能があればそっちの方が便利だと思うんですけど。
「『「捨てる!」技術』を一刀両断する」は笑いながら読みました。まさかこの著者もこんな文明論的な批判を頂戴するとは思わなかったで生姜、如何なる内容でも言葉を弄して世に問おうとすれば相応の責任はあるということだと思います。
この本に紹介されている本の中で、一冊だけ私の本棚にもある本がありました。その本は立花隆からも結構な称賛を受けていたので須賀、タイトルは『借金棒引きの経済学』、著者の名前を北村龍行といいます。