かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
ブログランキング・にほんブログ村へ

小沢一郎がアベしちゃったwww

小沢民主代表>辞意表明 「連立政権」の混乱で引責
民主党小沢一郎代表は4日午後、党本部で緊急に記者会見し、福田康夫首相との党首会談に伴う混乱の責任を取り、辞任する考えを表明した。小沢氏は自民党との連立協議が役員会で拒否されたことを理由に挙げ、「役員から不信任を受けたに等しい」と説明した。鳩山由紀夫幹事長らは小沢氏を慰留しており、5日の役員会で対応を協議するが、翻意は困難な情勢だ。後継には岡田克也副代表らの名が挙がっており、菅直人代表代行が暫定的に職務を代行する可能性もある。小沢氏の動向次第では党分裂含みの展開となるだけに、次期衆院選の政権奪取を掲げる民主党は大きな打撃を受けた。
小沢氏は会見で「連立政権の樹立をめぐり政治的混乱が生じたことを受け、けじめとして代表を辞することを決意した」と説明。首相との党首会談については(1)自衛隊の海外派遣は、国連安保理か総会の決議で認められた国連の活動への参加に限る(2)新テロ対策特措法案の成立には連立が実現すればあえてこだわらない−−の2点で合意したと語り、意義を強調した。
そのうえで「民主党はさまざまな面で力量が不足している。国民からも『本当に政権担当能力があるのか』という疑問が提起され続け、次期衆院選での勝利が大変厳しい情勢にある」と述べ、現状では次期衆院選での政権交代は困難と明言。「政権の一翼を担い、政権運営の実績を積むことが民主党政権への近道と判断した」と述べ、自民党との大連立が望ましい、との立場を鮮明にした。
辞意表明に至る経緯については「(党首会談翌日の)3日に辞職願を出そうと考えた」と語った。離党の可能性については「離党するなんて今言っていない」と述べるにとどめ、辞任後も次期衆院選に向け活動を継続する意向を示した。
小沢氏は進退について「執行部や同僚議員に委ねる」としているが、連立協議参加に党内は依然として慎重論が大勢。菅氏に近いグループは4日夜、「連立は認めない」とする協議方針を再確認した。後継は元代表で小沢氏と距離を置く岡田氏の再登板が軸とみられるが、国会会期のさなかに代表選を実施することへの慎重論もある。
小沢氏は昨年4月、偽メール問題で辞任した前原誠司前代表の後任として就任。7月参院選で60議席を獲得し与党を過半数割れに追い込む圧勝を収めた。次期衆院選での政権交代を掲げていたが、10月30日、11月2日の2度にわたり首相と会談。首相が打診した連立協議入りは2日夜の役員会で賛成意見が出ず拒否され、小沢氏の前向き姿勢への不信感が党内に広がっていた。【川上克己】(11月4日、毎日新聞)

選挙を通じて政権交代を実現する、密室での取引ではなく国会での論戦を―これまでそれらを先頭に立って訴えてきた人間の行動とは到底思えない辞任劇でした。「民主党はさまざまな面で力量が不足している。国民からも『本当に政権担当能力があるのか』という疑問が提起され続け、次期衆院選での勝利が大変厳しい情勢にある」ってのもひどいですよね。数ヶ月前にはそんな政党に対して投票を促してきたわけですから、民主党というより民主党に投票した有権者に対する背信行為だと思います。とりあえず今は態度表明まで…