藤原帰一のインタビュー本です。理念としての「
タカ派」「
ハト派」がどうこうではなく、目の前の現象を丁寧に見て戦争を避けるためにどんな手が打てるかを考えるべきだ、という主張を中心に、国際政治を考える上で重要なテーマを幅広く、そして分かりやすく扱っています。その意味では「
藤原帰一の入門書」だとも言うこともできるのかもしれませんが、逆に言えばインタビュアー(特に渋谷さん
*1 )のツッコミはやや甘い気がしましたね。もうちょっと田原さん的なノリでいってもよかったんじゃないかと思います。今回は短いで須賀こんなところでw