かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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中国周遊記四日目・南京観光と南京〜泰山

玄武湖と長江大橋

橋の上から長江を見る

この日は8時半に起き、9時半に宿を出ました。12時のチェックアウトまでに長江大橋を見てくる計画です。2元払ってバスに乗り、10時半には長江大橋に着きました。
まずは橋の下にある大橋公園に15元払って入り、公園内からエレベーターを使って橋の上に出ます。橋から見る長江は確かにかなり大きな川なんで須賀、正直なところ見て驚くほどの大きさでもありませんでした。まぁ川幅が狭いからここに橋をかけたということもあるんでしょうけどね。

ただやっぱり橋頭堡にスローガンが書いてあったり、エレベーターの前に毛沢東の像があったりするのはさすがだと思いましたww ちなみにここで買ったジャスミン茶は4元と割高でしたがとてもおいしかったです、無糖だったしw
そして公園の前で1.5元の水を買ってお金を崩して、2元のバスに乗って帰りました。ただこのバス1元だったんじゃないかという説が降りてから浮上したんですけどねww バスは途中でかなり田舎っぽい地域を通って宿の前まで行きました。それこそ日本のドキュメンタリーか何かで見るような「中国の田舎」で、もちろん舗装はされていません。恐らく30年前も50年前も同じような佇まいがそこにあったのでしょうが、では30年後50年後はどうでしょうか。地下鉄二号線の建設など近年急ピッチな開発が進む南京。もしまた訪れることがあるとしたら、そのときこの街並みはどうなっているだろう。ふとそんなことを考えさせられました。

ピザでも(ry

ホテルは12時ちょうどにチェックアウトし、電車用のお菓子(オレオと焼き菓子で8元)を買って昼食へ。昼食はピザハットにしてみました。すると店員さんが持ってきたメニューには「ピザ60元、パスタ30元、コーラ10元」などとちょっとびっくりするような数字が。ちょwwっwwタカスwww 結局60元のピザを二人で分けて食べることにしたんで須賀、これはホントに結構なお値段ですよね。日本でピザを食べる感覚とはまた違った、贅沢としての意味合いを強く感じざるを得ませんでした。てか隣の高校生ぐらいの女の子クレジットカード切ってましたからねww

玄武湖の湖畔で暇つぶし

それから列車の発車時刻まで少し時間があったので、南京駅の向かい側にある玄武湖を見に行くことにしました。と言っても普通に湖があってその周りがちょっとした公園になってるってだけですけどね。この日も南京は高温多湿で、この辺で軽くお天気雨に降られたりもしたんで須賀、日陰に座って湖を眺めていると意外と風が涼しくて感動しました。てか真夏に天然の風を涼しいと感じるなんて何年ぶりでしょうねw ちなみに下の写真は玄武湖に行く途中に撮ったものです。「うわーやっぱり中国の川って汚いんだね」というステレオタイプに合致した写真を一枚ぐらい撮っておいても面白いんじゃないかと思って撮りましたwww ただまぁずば抜けて汚いってわけでもないですけどね。

列車の中で〜canarykanariiyaの人間観察記w

さよなら、南京

さて、2時ごろ入った南京駅は小さな地方空港のような雰囲気で、ガラス張りの小ぎれいな建物が印象的でした。ここではまず改札をくぐって二階の待合室に入り、発車の時刻を待ちます。その時間が近づいてくると一応列ができ、ホームへと降りていくので須賀やっぱり並ばない人が多いねww やっぱりこれはちょっと好きになれません。
私達が乗ったのはこんな感じの列車*1で、

18号車まであるうちの15号車でした。中国の長距離列車では、自分の席に別の人が座っているというケースが間々あると聞いていたので戦々恐々としていたので須賀、さすがにそんなことないよーはありませんでした。ただしKくんと私が座るや否や小さな娘さんを連れたおばさんが絡んできて、私と彼女らで席を交換することになったんですけどねw というのは車内のボックスシートは3×2と2×2の二つの席があって、私たちは3×2の方に奥から座っていたので須賀、ちょうど娘との間に通路を挟むことになってしまったおばさんは、娘と隣りあわせで座るために私に席の交換を持ちかけたのです。もちろん私は彼女の中国語を一言も理解できなかったんで須賀、まぁジェスチャーやら表情やらを見ればわかりますよね。そんなわけで優しい私(笑)はその提案を承諾したんで須賀、彼女から感謝の態度は見られませんでした。そして移った席の隣には30前ぐらいの男の人がいて、貧乏ゆすりをしながらしきりに私のメモ用ノートを覗き込んできました。この時こいつにはかなりカチンと来たww
そうこうしているうちに3時10分。私たちを乗せた列車は南京駅を離れ、次なる目的地の聖山・泰山へと発車*2しました。

列車の中の愉快な仲間達

発車するとすぐ乗務員のおじさんが来て、大きい方の荷物を上の網棚に上げてもらいました。ってのはつまりそれまでその荷物を膝の上に抱えてたってことなんですけど、これは上げる場所がなかったというよりも、盗難を恐れて意図的にそうしたというのが大きかったです。でもまぁ上げられちゃったのはしょうがないわけですし、そもそも他と比べて極端に目立つカバンというわけでもなかったので、網棚にちゃんと目を配ることにして手元に置くのは諦めました。その後しばらくして車内販売の水を3元で買いました。
さてさて、ここで私達とボックスシートを共にした皆さんをご紹介しましょう。まず3×2の窓側の席にはKくん、その隣にさっき場所を交換した娘さんとおばさんという順で座っています。Kくんの向かい(つまり窓側)にはちょっと桑田真澄に似た感じの男性(クワタ君と名付けましょうw)が座り、その隣にも小さな男の子とその父親が座っています。そして通路を挟んでその父親の隣に座っているのは中学生くらいの少女で、窓際になるその隣は25歳前後のさわやかな青年…なんで須賀、内蒙古が云々という本を読みながらひたすらニヤニヤしています。ニヤニヤ君と名付けました。ニヤニヤ君の向かい―窓際で須賀―にはさっき貧乏ゆすりをしながら私のノートを覗き込んできた男の人がいます。この人はミズノのTシャツを着ていたのでミズノ君と呼ぶことにしました。んでその隣、中学生くらいの少女の向かいに私が座っています。皆さんこれで位置関係はお分かりですか?ww ってのもケチな気がするので、一応位置関係図も書いてみます。

クワタ君 男の子 父親 (通路) 女の子 ニヤニヤ君
Kくん 母親 (通路) ミズノ君

…だいたいどういう雰囲気なのかお分かりいただけたでしょうか。Kくんはだいたい口をぽっかり開けて眠っていたので須賀(藁)、私はあまり寝る気にもなれなかったので*3、読書と人間観察をして時間を潰すことにしました。
まずKくんは大概眠っていました。その隣の母娘は途中からトランプを取り出し、二人で大貧民らしいゲームを始めました。細かいルールは若干違うようでしたが、言葉が全く分からない私が大貧民をしていると予測がつく時点で類似性は高いと言えるのではないでしょうか。ちなみに母親が娘を叩きのめしていましたwww
向かいのクワタ君は熱心そうに新聞を読み、隣の親子の父親も新聞を読んでいたので須賀、真ん中にいる男の子は5歳にもならない年だろうのにおとなしく座っています。感心なことです。ちなみにこの父親が読んでいる新聞には、でかでかと「日本が対中国の戦闘機を云々かんぬんとアメリカの学者が云々」みたいなことが書かれていましたww
通路向かってこちら側では向かいの女の子がりんごを食べ始めました。ナイフで上手に皮をむいてむしゃむしゃ食べています。隣のニヤニヤ君は本を読みながら相変わらずニヤニヤしています。今から列車を乗り継いで内蒙古にでも行くつもりなのでしょうか? そしてたまにケータイを見てますますニヤニヤww
私の隣のミズノ君も負けじと列車の旅を楽しんでいます。私の読んでいる本にも興味が合ったようで何度か覗き込んでいましたが*4、それに飽きると楽しそうに鼻歌を歌い始めました。そしてたまにノキア製のケータイをいじりながら貧乏ゆすりをしています。

アイス大好きミズノ君

しばらくすると列車は駅に着きました。この列車は長距離列車なので一定以上大きな駅にしか停まらない*5ようで、列車がホームに停車するや否や、ホームの売り子さんたちが窓越しに飲食物を売り始めます。そこでミズノ君は1元の棒アイスを買い、おいしそうに食べ始めました。ってゴミを窓から投げるなってwww そしてその駅に10分から15分停車したあと、列車は再び動き始めました。
こうして私たちを乗せた列車は、いくつかの駅に停まりながら北へ北へと進んでいきます。途中で雨がパラついたり、ミズノ君が2本目のアイスを平らげたりといった出来事もありながらも、陽は徐々に傾いてきます。そして停まったある駅で、向かいの少女が席を立ち、列車を降りていきました。するとその席には、どこからやって来たのかおじさんが現れて着席。ミズノ君やニヤニヤ君になにやら話しかけ始めました。このおじさんが彼らと顔見知りでなかったというのは間違いなさそうで須賀、そもそもこの人はどんな切符を持ってこの列車に乗っているのでしょうか? ですから席順はこうなりました。

クワタ君 男の子 父親 (通路) おじさん ニヤニヤ君
Kくん 母親 (通路) ミズノ君

しばらくすると空がだんだん厚い雲に覆われ、また雨が降り出しました。しかも今回はなかなかの大降りで、窓からも雨粒が入ってきます。風向きの影響で、ニヤニヤ君にだけは少し雨がかかっているようでした。かといって窓を閉めてしまうと、冷房のない車内は湿度もあいまって軽いサウナみたいな状態になってしまうでしょう。そこで彼の隣に座っているおじさんは、自分の体をちょっと通路側にずらして、ニヤニヤ君が雨に濡れないよう気を配ってあげたのでした。まぁその雨も程なくやみましたけどね。そう言えば向こう側では娘さんが母親の耳かきをしていましたが、車内結構揺れているのに大丈夫なんですかね? それにしてもこの子も向かいの男の子も小さいのによく辛抱して座っています。

検札と車内販売

19時頃に乗務員のおじさんが検札に来ました。乗務員のおじさん自体は割と頻繁にうろついているので須賀、それは監視のためというよりは、お客さんが出したゴミの回収や床の清掃といった地味な仕事のためのようでした。それはともかく検札のおじさんが私達のボックスシートに来ると、みなごそごそと切符を取り出して彼にそれを見せます。おばさんの要求で席を移動していた私は、何か言われないかと内心少し心配していたので須賀特にお咎めもなく、そもそもどこの席だったのかわからない(席があったかどうかもわからない)向かいのおじさんも、手持ちの切符で難なくパスしていました。でも隣の隣くらいのボックスに座っているおばさんは、なぜか乗務員にめっちゃ怒鳴られてましたけどね(汗) しかしこういうときの野次馬根性というのはここの人たちはさすがですねww ちなみにこの頃から流れ始めた車内放送は漫才か何からしく、クワタ君が声をこらえてかなり笑っていました。
…と私も車内放送に聞き入っている*6と、白い制服を着た若い男性乗務員が現れ、なにやら大きな声で喚き始めます。何をするつもりだろうと思って見ていると、各ボックスに靴下を配り始めました。そしてそのうちの一つを取り出して、片方を隣のボックスの男性に持たせてもう片方を思いっきり引っ張り、釘つきの棒のようなものでそれを叩く叩くw どうやら彼は車内販売をしに来ていて、一連の動作は生地の強さを見せるための実演だったようです。こうして彼は威勢よく実演販売をして回っていましたが反応は芳しくなく、さっき配った靴下を回収して次の車両に向かう後ろ姿には哀愁すら感じられました。
次に停まった駅ではたくさん人が降りました。このボックス内でも親子二組が降りたため、私はめでたく(?)元の席に戻ることができました。そしてもともと私がいた席には別の若い男性が座り、ニヤニヤ君、ミズノ君と三人で話し始めました。クワタ君は隣の親子がいなくなったのをいいことに横になって眠り始めました。ちなみに私の向かいにいたおじさんも降りていったようで現時点でのシートはこんな感じです。

クワタ君(頭) クワタ君(胴体) クワタ君(足) (通路) ニヤニヤ君
Kくん (通路) 若い男性 ミズノ君
え、まだ着かないの?

そうこうしているうちに外も暗くなり、時計の針も8時に近づいてきました。この列車に乗ってからはや5時間。『地球の歩き方』には南京から泰山まで約6時間と書いてあったので、もうすぐ泰山につくはずです。ただ到着駅のアナウンスを聞き取れる確証のない私たちは、停まる駅の駅名からだいたいの目星をつけようとしていました。ところが全く泰山に着かないんですねww 確かにそちらの方向に向かっていることは確かなので須賀、どう贔屓目に見ても南京〜泰山間の距離の半分ちょっとしか来ていないのです。そこであわててもう一度『歩き方』を見てみると、なんと6時間というのは特別快速での所要時間で、私達が乗っていたのは普通の快速だったということが判明したのでしたwww
そのことに気づいた二人はもはや笑うしかありませんでした、と言ってもただ笑ってるわけにもいきませんからねw じゃあこの列車は何時に泰山に着くのか、と筆談で乗務員さんに聞くことにしました。Kくんが中国語で書いてくれた「この列車は何時に泰山に着きますか?」と書かれた紙とペンを私が持ち、乗務員さんが通りかかるのを待つことにしました。一人か二人声を掛け損ね、待つこと10分強。ついに次に通った三谷幸喜似の乗務員さんに渡すことができました。そしてその答えは…「24:00整*7」。本当にありがとうございました。冗談は抜きにしても丁寧に応対してくれたこの乗務員さんには感謝です。
ちなみに中国の長距離列車にはいろんなランクがあります。さっき出てきた特別快速は大都市のみに停まる列車で、便番号の前にTが付きます。そして私が乗った快速は、便番号の前にKが付くTより1ランク遅い列車だったのです。その他にも便番号の前に何も付かない区分や、ZやD*8といった区分も存在します。はい、次からはちゃんと調べてから切符を買いましょうねww
ただまぁそうと分かればこっちも長期戦で臨むわけで、車内販売の5元のお弁当を買って食べることにしました。お弁当といってもご飯に肉と野菜を炒めたものをのっけてるだけだったので須賀、これは結構おいしかったです。ちなみに容器は紙製で、「green enviromment plotection products」と英語で書かれていました。しばらくして再びやって来た実演販売にはミズノ君が興味を示していました。売り物は手動のライトでした。

マリベル様降臨!!

時刻は午後9時。列車は徐州駅に着きました。ここでも結構乗り降りがあり、徐州から乗ってきた人たちがどの席に座ろうか物色しながら通路を歩いていました。その中に高校生か大学生くらいの女の子が一人、大きなぬいぐるみを大事そうに抱えながら私達のボックスにやってきて、私の隣を指差して何か一言言いました。まぁ何と言っているのか分からなくてもそこに座るつもりなのは分かりますので、体をちょっとずらして彼女を席に迎え入れます。彼女はあえて言えば渡辺満里奈をそのくらいの年齢にしてちょっと素朴さを加えた感じで、私が中国で見た女の子の中では一番かわいかった(私見)ので須賀、その後の振る舞いからマリベル*9と名付けられるようになりました。あ、顔は全然似てないですよwww そしてその向かいには同じく徐州から乗ってきた、これも大学生くらいの赤いシャツを着た男性が着席しました。そんなわけで徐州出発後の席順はというと…

クワタ君 赤シャツ (通路) ニヤニヤ君
Kくん マリベル (通路) 若い男性 ミズノ君

ちなみにミズノ君は徐州でこの日3本目の棒アイスを平らげ、クワタ君はよほど暇らしく持っていた新聞を何度も何度も読み返しています。すると…
ドンッ!
いきなり音がしたかと思うと、マリベル様がクワタ君の新聞をはねのけて、共用テーブルに持参の果物と水を乗せたのでした。ちなみにこのテーブルというのは窓から一人半くらいの大きさで、位置的には真ん中に座っている私がなんとか本を置けるくらいのところにありました。そこをマリベル様は荷物置きとして占拠なさったのです。その結果クワタ君は哀れにも、新聞を小さく折って読むことを強いられたのでした。
しかもマリベル様はそれでは満足しなかったらしく、私の向かいにある空席にまで自分の荷物を置き始めました。まぁそこも両横のクワタ君と赤シャツの荷物がちょっとずつ置いてあったので須賀、今度はその真ん中に荷物をねじ込みます。さらにその荷物の上に、それまで抱きかかえていた大きなおさるさんのぬいぐるみを据えたのでした。これには両隣の二人もさすがに嫌な顔をしていましたが、さしもの(?)クワタ君も相手がマリベル様とあっては手出しできないようでした。そして面白かったのは、そのぬいぐるみが少しでもずれる度に彼女が位置を修正していたことですね。ちょっとこれはかわいかった。

マリベルマリベル

まぁその後も持ってきた桃をまるかじりし始めたり、なにやら楽しそうに歌を歌い出したりとやりたい放題のマリベル様だったので須賀、クワタ君に自分の目的駅の到着時間を尋ねて「午前1時だよ」という返事が返ってきた時には、ぬいぐるみを抱えて凹んでいらっしゃいました。それからしばらくは、向かいの赤シャツが長時間席を外していたのをいいことに向かいの椅子に足をのっけて伸ばしていたので須賀、それにも飽きたようでぬいぐるみを抱いてお休みになられました。そんなワガママお嬢様なわけで須賀寝顔はかわ(ry その間クワタ君は、外の風が直接当たるのが寒いらしく、自分の近くだけ窓を新聞紙でふさいでいましたが、そこまで周りに気を遣ってくれなくてもいいと思います。
11時頃に停まった駅で、ミズノ君が降りていきました。するとテーブルに突っ伏して眠る場所を狙っていたのか、マリベル様がかつてのミズノ君の席にサッと移動し、満足げに突っ伏して居眠りを始めました。しかし、その眠りも長くは続きませんでした。なぜならその駅で年配の乗客が大挙して乗り込み、ワイワイと騒ぎ始めたからです。これにはさすがのマリベル様もとなりにいたニヤニヤ君と顔を見合わせて苦笑するしかありませんでした。ちなみにこのおじさんたちは同じシートに座る外国人にも興味を示し、私に一言二言話しかけてきたので須賀もちろんリアクションできませんでしたorz
そして12時です。駅での停車時間が長いのは分かっていたので列車が停まってから網棚の荷物を下ろし、9時間にわたる列車の旅もこれにておしまい。無事、目的の泰山駅にたどり着くことができました。ちなみに泰山駅のホームでマリベル様を見たとの目撃情報がありますwww

泰山で宿探し

そんなわけで泰山駅を出たのは12時過ぎだったので須賀、駅の建物を出るや否やものすごい数の客引きに遭いました。そりゃまぁこんな時間に駅から出てくる外国人なんて、あちらからすれば絶好のカモにしか見えないのかもしれませんけどね、まぁ「不要*10」の発音練習をさせていただきましたよww ただホントは到着ついでに次の旅程の切符を購入するつもりだったので須賀、そんな状態の駅前をうろつくのは危険と判断して明日に回すことにしました。
そして街中を歩くこと30分。明日の目的地にも程近い華僑大廈に無事チェックインすることができました。実はここに入る前に一軒断られたんですけど、そっちはフロントで英語が通じなかったので逆によかったかもしれません。てかよく考えたらこの時って日曜日の未明ですからね、宿があったのは結構ラッキーだったのかもしれません。ちなみにここは一泊一人当たり150元で、デポジット込みで800元払いました。
この日は洗面所でたまっていた洗濯をして、3時前に就寝しました。

ちょっと言い訳w

あー長かったww じゃあ電車の中の出来事とかいちいち書くなって話ですけど、てかぶっちゃけ書きながらかなりめんどくさかったんですけど、そこはあえて、あえて詳しく書きました。
確かに「電車の中のカオスっぷりがさすが中国って感じだった」とか「人間模様が面白かった」とか、わざと過激に言えば「やっぱり中国人はマナーがなってない」とか言って終わりにすることは出来たわけで須賀、短い時間ながらも一緒に旅をした人たちの一挙手一投足を観察するにつけ、なんかそういうまとめ方をするのも嫌かなぁという気持ちが強くなってきたのです。実際に窓からアイスの袋を投げつけるミズノ君のような人もいましたし、剥いた果物の皮をそのまま床に捨てる人もいました。ただ一方で、隣の人が雨をよけるために自分が端によるおじさんもいれば、自分が寒くても窓を閉めずに耐えるクワタ君のような人もいるのです。確かにいちいち読んでる本や書いてるノートを覗き込んでくる*11のはうざったかったで須賀、たまたま近くに座った人―それが中国人であっても外国人であっても―に興味を持ち、初対面でも積極的に話しかけていくことは私は素晴らしいことだと思います。
まぁそういう意味も込めてですね、当然ながら一口に中国人って言ってもいろんな奴がいるんだぞと。それは日本人に色々いるのと一緒です。何を当たり前のことをとおっしゃるかもしれませんが、特に最近「中国人は〜だ」みたいな言い方をよく耳にするような気がするので、そして何よりそういった認識方法との付き合い方に苦慮せざるを得ない旅路がまだまだ続くことになる*12ので、ここでちょっと具体的に話をしてみたというわけです。べ、別にマリベル様がかわいかったからとかそういうんじゃないんだからねっ!!

*1:撮影は泰山駅w

*2:と言っても終点ではないんですけどねw

*3:ちょくちょく寝たけどw

*4:ちなみに芦部憲法www

*5:ってか日本とは駅間が全然違いますね

*6:内容は分からないので雰囲気だけw

*7:24:00頃

*8:この辺は速いです

*9:私の大好き(?)なドラクエⅦのヒロインの名前です

*10:いりません

*11:マリベル様もちょっと見てたw

*12:逆にそういう把握の仕方が全く合理性を欠く一方的なレッテル付けだ、と言い切るつもりもありません