かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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シドニー旅行記三日目・ハンターバレー

ほろ酔いワイナリー巡り(運転手除く)

この日は、ハンバート・ハンバート氏に仕事そっちのけでお付き合い頂けることになり、我々家族と計4人でドライブに出かけました。行く先はワインの産地として有名なハンターバレー。シドニーの北約160キロほどにあり、ワイナリーでの試飲が楽しめたりゴルフ場があったりと、日本人駐在員の間でも人気のスポットなのだそうです。ただし、公共交通機関がほぼないため、今回の私達のように車で行くケースがほとんどで、つまりはメンバーのうち誰か一人は酒を飲むことができないということになるんですけどね。彼には非常に申し訳ないので須賀、夫婦2人でワインを堪能してまいりました。
そんなわけでこの日はほぼ終日、連れ回してもらうがままだったので、お話として書き進めるのはちょっと難しいので須賀、ハンターバレーがどんなところなのか、雰囲気をご紹介できればと思います。

訪ねたワイナリー併設のブドウ畑です。シドニー市中心部からこの辺まで2時間半くらいかかりました。

10本の試飲コース。ワイン通でも何でもないので須賀、こうやって飲み比べてみると味の違いが感じられますね。奥深いです。本来5ドルだったかかかった*1はずなので須賀、ボトルを購入したのでその分はタダにしてくれたようでした。長男は延々、ワインのアテのクラッカーを貪り食っていました。


こちらは昼食後に訪ねた2軒目。デザートワインが人気だそうで、最後にいただきました。味の感想を求められたので「甘すぎなくておいしいです」的なことを答えたら、「これめっちゃ砂糖入れてるんだぜハッハッハ!」と笑われて(?)しまいました。素人はそんなものです…
ちなみにここは試飲無料。この日回った感覚では、最低限の分量であれば無料というところが多いようです。

ここはビールの試飲です*2。「スイカのビールが飲める」という触れ込みだったので須賀、私達が訪ねた時は試飲としてはやっていないとのことでした。それならと買おうとしたら、友人に「試飲で味見をするのはともかく、買って帰らせるのは申し訳ない」と真顔で諌められました。

最後はここ。赤と白1本ずつで勝負!しかも1本80ドルだ!という硬派なワイナリーで須賀、この日20本近い試飲で最後に飲んで、未だに一番印象に残っているくらい味が整っていておいしかったです。珍しく私が主導して赤を買ってしまったので須賀、今計算したら1ml当たり10円するんですね。一升瓶とはそもそも分量が違うことが頭になくて、魔王クラスの酒を買ってしまったのでした…。
そんなこんなでいい感じに酒を飲み、再び2時間半ほどかけてシドニーに戻ります。確かにカラッとした陽気の中、昼間からワインをちょっとずつ飲んで車の助手席ないし後部座席で揺られているのは心地よくて、駐在の人たちが休日にワイナリー巡りをしたくなる気持は非常によく分かりました。但し、運転手はそういった人間たちを横目にハンドルを握っていなければなりませんので、その心理的苦痛は馬鹿にならないと思われます。実はオーストラリアでは、飲酒運転として禁じられているのはアルコール血中濃度が0.05%以上の状態で車を運転することで、それ以下なら法律上は問題ないとされています。これは体重60キロの人で換算すれば、ワイン1杯くらいであれば許容されるということになるそうで須賀、そんなこと言われてもなかなか飲む気にならないのではないでしょうか。
何が言いたいかというと、1日本当にありがとうございました、ということです。シドニーでの生活や仕事の話も(何せ往復5時間ありますので)じっくり聞けて興味深かったです。

締めのオージービーフ

ハンバート・ハンバート氏と別れた後は、スーパーで各種土産物*3を買って夕食へ。

「最後の晩餐」はオージービーフで締めました。長男はまた延々ポテト。そして翌朝が早いので、早めに就寝したのでした。

*1:本数の少ないコースは無料でした

*2:有料

*3:半分ティムタムw