かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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最近引っかかる社交辞令

異動が決まってからは、転居の準備をにらみながら業務の引き継ぎ、あいさつ回りなどをこなしています。現任地への名残惜しさと、新任地への期待がないまぜになったような日々を送っているので須賀、しばしば社内の人たちが半ば社交辞令的にかけてくる特定の種類の言葉が、とても気になっています。
「ラストスパート、期待しています」「卒論を楽しみにしています」
社交辞令としてはありがちなものでしょう。要は「君の働きに期待しているよ」ということですから、一般的に悪い言葉ではないようにも感じられます、少なくとも自分が言われるまではそんな感覚でいました。ただ、特に私の異動に関する意思決定に関与しているだろう(あるいはそうあるべき)人からそう言われると、どうも違和感がぬぐえないのです。
もちろん、これまで溜めてきた「いつか書きたい」という思いの「いつか」に具体的な日付が与えられたわけですから、それをどう実現できるか、あるいは難しいのかの算段はもちろんやっています。自分の思いだけで書き散らしても仕方がありませんので、「いい話なんだけど、自分の任期内に書ける環境は整わないかしら」なんて判断も出てきそうです。「卒論」と呼ぶかどうかはともかく、書き残しなく任地を去りたい。それはもちろんそう思う。
じゃあ何が引っかかっているのかというと、過激な言い方をしてしまえば「そっちが命じた異動でただでさえあれこれ忙しいのに、よくそんなことが言えますね」という感情なんだと思います。決定に異議を唱えるつもりはありませんが、こちらが頼んだわけではないわけで、そこがなんとなくムカつくわけですww
なんとも後ろ向きな話ですみません。もちろん頑張らないと言っているわけでもありませんwww 意欲的に取材予定を入れております!
それにしても、夜の予定がものすごい勢いで埋まっていきます。明るく送り出してくださる皆さんに感謝感謝です。