今日の午後以降、多くの方から励ましやからかいの電話やメールなどをいただき、本一冊分しゃべれと言ってくれる友人もいたので須賀、酒を飲んでしまったのでとりあえず3つだけ。
- 人が死んで喜ばしいことはない
これはリアリズム的というより規範的意味から捉えてみたいです。いつもと言っていることが違いますかね?(笑)
- 現体制動揺の懸念
これは一例でしかありませんが、この秋に、脱北を試みる者への射殺命令が出たとの報道もありました。90年代以降の経済的困窮を経て、共産主義としては明らかに失敗したと思しき政治体制が少なくともこの日まで持続しているのは、この例で言えば、逆に脱北を試みて失敗しても即座に死刑にはならないらしいというほどの体制の「柔らかさ」*1ゆえであろうと私は理解してきましたし、ここでも述べてきました。例えば風船を思い浮かべていただけるならば、上から押さえ込む*2ものの横には多少膨らませられた風船を、横から締め付けた直後に上の重しを取ってしまったとするならば、風船はどんな形になるか、あるいは万一破裂する時にどちらに弾けるかはなんとなく想像がついてしまうような気がします。
- 北朝鮮の動揺は他人事ではない
統一ドイツの苦労を見れば、現状で当時の両ドイツより国際的に経済的地位の低い*3南北朝鮮において、いきなり片方が崩壊して吸収されましたなんて展開が何を引き起こすのか、不安になります。そして日本は、日本海を隔てて南北朝鮮両国と隣り合わせに接しています。