かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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天下統一を達成して


日曜日の未明から思いついたように革新*1を始め、今しがた天下統一を果たしました。今日は一日働いていたわけで、我ながらよく頑張ったと思います。
まあ島津家でやれば難なくクリアできると言えばそれまでなんですけど、やはりこのゲームは前提部分で一定以上史実(ないしそのイメージ)に基づきながらも*2、結果として史実に反することを起こそうとする*3ところが面白いわけで、まさにその「歴史のif」を作り出す営みにおいて、一定のストーリー性は無視できないように思います。つまり「もし信玄が信濃ではなく関東に進出していたら」*4という仮定に感情移入できても、「もし河野氏網野善彦的な海の民として絶大な軍事力を持っていたら」*5や「もし一条兼定が名君だったら」*6といった仮定だと、少なくとも私にとっては思い入れを持ちにくい。そのストーリーは私にとって、あまりしっくりとはこないわけです。もちろんその辺は好みで言っているだけなので須賀、少なくとも私がこのシリーズで遊ぶ時に目指していたのは、特定のルールに基づいたゲームをよりよく攻略すること*7ではなく、極端に言ってしまえば、ゲームという場を用いて、戦国史のifに関する自分の妄想を展開することだったように思うのです。
そもそもこのシリーズは、一貫して戦略ゲームであるとはいえそのシステムはかなり違ったりしますからねw 例えば「戦国群雄伝」という半ばクソゲーとも言うべき作品での攻略法を極めたとしても、「将星録」をうまくプレイすることにつながるとはあまり思えません。実際「戦国群雄伝」のプレステ版で、足軽隊の城主が富山城のお堀を逃げ回って時間切れに持ち込み、攻めきれなかった攻撃側を一網打尽にする*8という小技があるので須賀、まさにそれはこの作品のシステムを悪用した技であって、城攻めシステムが全く異なる作品においては全く意味を為さないわけです。なのでまあ、「強いプレイヤー」になることにそこまで興味はありませんでした。
なんで明け方にこんなことを延々と書いているのかはよくわかりませんが、少なくとも上の画像は戦国史のifに関する妄想の発露ではなく、いわゆるストレス発散である可能性が高そうです。

*1:もちろん信長の野望のことです

*2:地理条件や武将の能力値について、制作側が一定の評価を行っている

*3:自らの采配で天下統一を目指す

*4:武田でプレイする場合はむしろ定石

*5:これはやったが結構しょっぱかった

*6:定番ですねwww

*7:最後の例などはまさにそうでしょう

*8:例えば攻撃側が兵100で守備側が兵1でも、時間切れになると攻撃側が逃げ損ねて兵士ごと守備側の捕虜になる、という現象が起こり得たのです