- 作者: 難波江和英,内田樹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/11/13
- メディア: 新書
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個別的に言えば、バルトについて読んだのは初めてで、「空気詠めとか言ってんじゃねえ!」的な思想は気に入りました(笑)が、『零度のエクリチュール』は又聞きするにちょっと都合のいい話のような気がしました。あと、バルトの実践編で出てくる映画『エイリアン』については、筋書きレベルでの議論を中心に置くのなら、「作者の死」と言ったバルトに関連付けて置くべきだったのかどうかやや疑問ではあります。映画一般を「作者の死」で理解できるよね、というのはよくわかるんで須賀。
今度是非フーコーの原典*2に挑戦してみたいです。サイードについては、『オリエンタリズム』は大半が議論の例証などで、序説を読めばサイードが何を言いたいかは分かるよね、と言ってもらえてとても安心しましたwww (読んだ(?)時のレビュー)
これはいい本だと思います。