かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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酒井法子被告 離婚し、介護の勉強したい…涙で後悔の言葉
「忙しくて肉体的、精神的に疲れていた。人に期待されると頑張りすぎる傾向があり、(使えば)体が動くようになると思った」。26日の東京地裁の初公判で、酒井法子被告(38)は覚せい剤使用の経緯を語り、涙で声を詰まらせ「私の意思で使用した」「悪いのは私」と自責と後悔の言葉を繰り返した。最終陳述では「軽率な行為で世間を騒がせ、大変なご迷惑をかけた。二度と使用しない」と何度も頭を下げた。
酒井被告は黒のスカートのスーツ姿で、やや茶色の髪を後ろで束ね、緊張した様子で入廷。職業を問われ「無職」と答えた。被告人質問で、昨夏からは月に数回使うこともあり、自ら高相被告に覚せい剤を求めた時もあると消え入りそうな声で話した。自宅で深夜、夫婦一緒に使うことが多かったという。
高相被告の逮捕後に行方不明になったのは「素人考えで2週間くらいで覚せい剤が抜けると思ったから。情けなく思う」と逃走を認め、ひざの上で白いハンカチを握り締めた。
今後については「福祉、看護、介護の勉強をして、生活や仕事に自分なりに取り組みたい」と述べた。高相被告との関係は「私の気持ちとしては離婚し、お互いに更生することが必要だと思う」と語った。酒井被告を解雇した芸能事務所の副社長も証人出廷し、「四半世紀、父親代わり。情では断ち切れない」と個人的に相談にのっていく意向を示した。
関係者によると、酒井被告は保釈直後にメンタル面の治療で入院し、10月上旬に退院。法廷では「診断で薬物による異常や依存はなかった」と話した。【銭場裕司、伊藤一郎】
(10月26日、毎日新聞)

この裁判のために記者を何人も配置して、法廷で一言被告人が話すたびに記者がカメラの前に飛び出してくる…なんて調子で生中継していたワイドショーがありましたが*1、はっきり言ってその人たちと同業者だと思われたくありません。私がそうであるように彼らも組織の中で仕事をしているわけで、自分たちが今していることについて、内心思うところもいろいろあるんだと思いま須賀、それにしてもあまりにも馬鹿らし過ぎます。

*1:どこだったかは確認していませんが