かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

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酒井法子容疑者、左足に続き左手薬指にもタトゥー
07年11月の海外ブランド店のイベントに登場した酒井法子容疑者。左手の薬指には星形のタトゥーがはっきり見える=東京・銀座 左足首にタトゥー(入れ墨)を入れていたことが分かった酒井容疑者だが、左手の薬指の根元付近にも星形のタトゥーが入っていたことが10日、明らかになった。
2007年11月、有名ブランド店のオープンイベントに登場した際にクッキリ写っていた。いつ入れたのかは不明だが、ちょうど結婚指輪で隠れる位置。清純イメージの陰で、覚せい剤を使用していた事実と妙に符合する。*1酒井容疑者は7月中旬に行われたTSUTAYAのDVD「崖の上のポニョ」のCM撮影を行ったが、左足首のタトゥーは映像処理で修整を余儀なくされた。
(2009年8月11日、産経MSN)

産経のどの媒体に載った記事なのかよくわかりませんが、信じられないひどい記事です。恐らく「清純イメージ」に反するものとして、覚せい剤使用容疑とタトゥーを同じ一つのベクトルの発露*2として論じているつもりなので生姜、「タトゥーも覚せい剤も似たようなものだ」とか「タトゥーは覚せい剤の始まり」とかいう偏見は全く問題外であるばかりか、事実の積み上げではなく印象論による結論ありきの記事を見るに、ここで貶められているのは酒井法子ではなく報道の品位なのではないかと思わざるをえません。同業者としては本当に恥ずかしく、憤りを覚えます。

*1:強調筆者

*2:のりピーはここから『踏み外した』」