かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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今日は久々に前の部署のみなさんと飲みに行ったんで須賀、そこには毎度のことながら本当に情熱的に仕事を語り、常に何かしようとあがいているとある先輩がいて、そんな彼と話していると自分って何なんだろうな、と思ってしまいます。もちろん適当に紙面を埋めとけばいいや、というほどの無責任さは問題だと思うし自分もそうでない、そうなるまいと意識して仕事をしているつもりなんで須賀、やっぱりその上でもう一歩仕事に対して、具体的に言えば社として出している商品全体(特に他の記者の記事)に対して当事者意識を持っているかというと、そうではないような気がするんですね。紙面づくりは私の大事な仕事だけども私そのものではない、というどこか突き放した意識というんでしょうか。むしろここで好き放題書いていたり、寝っ転がって好きな本を読みながら何か妄想をしていることの方が、自分自身については大切な「本職」あるいは「主戦場」だという意識は、正直言ってしばしば頭をもたげます。
じゃあそっちをリアルな主戦場にしてしまえばいい、とも思ってはみるので須賀、この腰の引けた感じが仕事一般に対するものなのか、それとも今の仕事に対するものなのかいささか自信がないというのもさらに正直な話で、「何に対しても正面からぶつかれない自分」という像を想像しながら自分の将来を妄想することはいくら妄想好きとは言え空恐ろしいことであります。