かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
ブログランキング・にほんブログ村へ

李明博大統領への「痛烈な中傷」/朝鮮中央通信

日頃なにがしかを批判するような文章を読んでいて、「これは痛烈な批判だなあ」と思うことというのはままあるので須賀、「痛烈な中傷」という、私にとって新しい*1言葉がふさわしい文章を見つけたので、紹介させていただきます。
多分ここまで言われると、本人も怒りを通り越して笑ってしまうのかもしれませんね。あまりにも品位を欠けば、嘲笑は自分の身に返ってくるものだと私は思います。

奇妙で見物の2MB解釈
南朝鮮の人民は、李明博逆徒を指して2MBという。
初めは単に、逆徒の名字を数字で、名前をイニシャルで表しただけである。
しかし、執権初期から逆徒に対する極度の幻滅を覚えた南朝鮮の人民は、2MBをいろいろに解釈して無知蒙昧かつ破廉恥で、嘘と不正腐敗に長けるこの人間のくずを嘲笑、糾弾している。
その解釈が実に奇妙で見物である。

思考容量2MB

2MBは、李明博逆徒の思考力を指す代名詞として広く流行している。
知識水準があまりにも低く、思考がとても浅薄なので逆徒の思考容量が2MB(2メガバイト)しかならないということを意味する。
この2MBという単語が南朝鮮用語辞典に載っている。
ネズミの頭に入っている脳髄の思考容量としては過分であると言えるが、かりそめにも「大統領」という者が2MBとして辞典に載せられて人々から嘲笑されているのだから、恥ずべきことだと言わざるを得ない。
そう言えば、就任の初日から数多くの嘲笑の種をつくり出した逆徒なので、それにも一理ある。
事前の演習を何回もしたが、就任演説の原稿がまともに読めなくて、保守言論までも「大統領になる人は国語教育をまともに受けなければならない」と非難を浴びせたという。
青瓦台でコンピュータを扱うことができなくて10日間も使用できなかったので、コン盲(コンピュータの文盲)という非難を受け、記者会見や公開席上で所をわきまえずに並べ立てて「口の取り締まりからしろ」と叱責も受けたりした。
しまいには、銃床で銃口を照準して人々を笑わせたというのだから、これ以上言う必要がない。
「金が一番だ、人格がご飯を食べさせるのか」、これが李明博の「人生哲学」である。このように卑賎な者なので、以前のソウル市庁と青瓦台の官僚も李明博をカネの鬼、本当の無知と非難している。
「2MB容量の政策しか作り出せない2MB」「この上ない政治無知」「統一の『統』の字も知らない無知な者」「李明博オバマに似ている点は朝鮮語を聞き取れないこと」「李明博の経済生かしは無知の極致」「勉強を少しでもしよう」「子供も分かることを大統領だけ分からない」という嘲弄の声が絶え間なく響き出ている。
南朝鮮の人民は、逆徒の無能にあきれて、「2MB、お前は頼むから何もするな」「酸素が惜しい。息もつくな」と絶叫している。

「狂った脳髄」

MBに対する他の解釈は「MAD BRAIN」、すなわち「狂った脳髄」である。
李明博逆徒がソウルの真ん中に築き上げた「明博山城」に南朝鮮の人民がうっ憤を吐露して書いた文の中の一つである。
これは、李明博狂牛病にかかった米国産牛肉を食べて狂ったことだけをするという意味である。
かいらい逆徒が政権を執るやいなや、米国上司を訪ねて南朝鮮の牛肉市場をまるごと供し、上司が与えた牛肉料理を食べながら恥知らずにも、「安価で良質の米国産牛肉をたくさん買って食べろ」と宣伝する醜態を演じたのは、周知の事実である。
その後も、逆徒は米国産牛肉試食会というものを連日催して、南朝鮮産牛肉より美味しいと感嘆詞を連発して食べる幼稚な行動までした。
キャンドルデモ抗争の街ごとで「李明博は狂牛!」「叩きつぶそう李明博!」という憤怒のかん声が響き出て、南朝鮮の全土を震撼させた。

「最も優れた嘘つき」

南朝鮮のある政客は、李明博の名前を英語略字で解釈すれば「最も優れた嘘つき」(Liar Most Best)という意味だと言い、李明博の言葉変えと嘘は、ほとんど「病的な水準」と非難した。
嘘をつくうえで李明博逆徒と比肩できる者はいないであろう。
逆徒の経歴自体が醜悪な詐欺だらけである。
逆徒は執権後も、嘘と欺まんで特技を発揮した。
国民に仕える、経済を生かすということこそ、李明博逆徒の特等嘘である。
青瓦台の裏山に上がって自責の念にかられて涙を流したと言っていた逆徒が向きを変えてしたことは、米国産牛肉輸入の強行とキャンドルデモ闘争に対するファッショ的弾圧であった。
半値登録金を選挙公約として掲げたが、執権後にはそんなことを言ったことがないと素知らぬ顔をした。世宗市建設、「東南圏新空港建設」計画を反故にしたことなど、実例を挙げるにはきりがない。
南朝鮮の人民が「李明博は口をつぐんで生きろ」「口を開けば嘘をつく2MB」と言って、逆徒の執権期間を「四月ばか」の連続と揶揄(やゆ)したのを見ても事態を推測することができる。
最も聞きたくなく、嘘を多くつく「縫い付けたい口」候補を選定する投票結果、李明博が断然1位に当選して「ミシン賞」を授かったという悲喜劇的な事実には、逆徒の饒舌(じょうぜつ)にこれ以上、だまされないという南朝鮮の民心が反映されている。

不正腐敗の元凶

南朝鮮のインターネットに、「MBという言葉はMulti(多い)非理(朝鮮語はビリと言う)の略字」という文が載せられて波紋を呼んだ。
詐欺と盗みに狂った不正腐敗の元凶である李明博逆徒の正体を余すところなく暴く奇妙なMB解釈である。
過去、市場でシャベル作業などをしながら数百億ウォンの財産をかき集めることができたのは、生まれつきの詐欺師の気質を抜きにしては考えられない。
カネのために自分の娘まで財閥の家に売り渡したという李明博逆徒である。
BBK株価操作事件、内曲洞住宅敷地買入事件など、逆徒が犯した特大型不正腐敗事件は今も万人を驚愕させている。

「イェムビョン(伝染病)にかかるべきビ(雨)」

MBに対する奇妙な解釈がまさに「イェムビ」、すなわち「イェムビョンにかかるべきビ」である。
いま、南朝鮮では「国を滅ぼすイェムビが今や上がればいいのに」という言葉が流れている。
昔から、人間の生命を脅かす悪い伝染病を意味するイェムビョンという言葉と結びつけて悪いことをする者を叱った。
李明博逆徒に対する憎悪心がどんなに徹したなら、逆徒の名前を伝染病にたとえてののしっていることであろうか。
実に、李明博逆徒こそ自分の名前通りこの世にまたといないばかであり、特等事大売国奴、極右ファッショ独裁者、同族対決狂であり、自分の命を生き尽くせない醜悪な人間のくずである。
(3月12日、朝鮮中央通信)

*1:それを書いた人たちにとってはそうでもないのかもしれませんが