やや不謹慎に聞こえるかもしれませんが、報道業界には「事件を呼ぶ」という冗談めかした言い方があって、「この人が事件担当になると何かしら発生する」とか、「この人が当直すると(ry」といったことが言われることがあります。当然ジンクスの域を出る話ではなく、「今日は○○座はアンラッキー」と言われて、一日の不幸な出来事だけを都合よくピックアップしてしまうのと似ている側面もありましょう。
さて、私はというと、政治的混乱は呼ぶ一方で、大きな事件事故は呼ばない記者であると自任しています。しかし最近、当直に入るたびに事件が頻発して、締め切り時間との勝負を続けるという胃が痛い日が続いています。このままだと「事件を呼ばない記者」の称号を返上しなければならなさそうで須賀、当直時にコンビを組むデスクも最近ずっと同じ人なので、事件を呼んでいるのは自分ではないと主張する余地も、まだわずかながら残っています。
