かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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4月4日

今日は研修を中断して初取材に出掛けました。夜も含めていろいろなことがありすぎてこの場で何と言えばよいのかわかりませんが、まず何よりも、取材の現場ではある種の思い切りが必要だということは当然ながら実感させられました。もちろん、いつ、どこで、誰に、どんな風に、何を聞くべきかについてあらかじめ考えておくことは必要かつ有益なことなんで須賀、現場でそれを沈思黙考しているばかりでは埒があきませんからねww ある程度の狙いを定めた上で「足で稼ぐ」ことは非常に重要で、また意外な人から聞いた話が意外なところに効いてくる、というのが多々あるということも認識しておくべきなのだとわかりました。
一方でかなりナーバスになっている人達に対する取材もあったので、聞きにくいという抵抗感を幾度となく感じる現場でもありましたね…
夜の酒席では私が新人だからか、ジャーナリズム論的なことがらがいくつも話題になりました。これまで座学中心でやってきたことを会社の先輩方と話せるということに少し不思議な気持ちがした反面、その勉強を活かすチャンスは確かにあるんだという安堵感は大きかった気がします。そしてその「符合」が決して不思議なことではないということを理解するためにも、早く様々な現場を体験し、体験・実感としてもジャーナリズム論を語れるよう精進したいと思いました。
そんな長い一日。