大連に舞い戻る
朝靄のかかる鴨緑江
写真は午前5時に、ホテルの部屋から撮ったものです。前日の夕方くらいから急性副鼻腔炎のような症状が出て*1、あまり眠れず早起きしてしまいました。風船をつけた車列は何かのお祝いのためだったようです。
北朝鮮のエリカ様
ホテル近くのカフェで朝食バイキング。隣接する別のホテルの客がほとんどのようでした。たまたま日本語ができる女性客がいて、その辺の事情を把握するのを助けてくれました。ちなみに、それぞれの写真で通路を歩いている女性は北朝鮮の国旗が付いたネームプレート型のバッジをつけていたので、恐らく北朝鮮から公的に働きに来ている女性なのでしょう。ただここはいわゆる北朝鮮レストランではなく、たまたま写り込んでいた写真を見ても、外見もさほど特徴的であるとは思えません。
外貨稼ぎのためにこういう店にも進出しているということなのか、もしかしたら昼・夜の北レス店員と朝のカフェ店員を掛け持ちしているさせられている、ということなのか…。店内では、本物と思しき金日成バッジをつけた宿泊客が固まって食事をする光景も見られましたので、北朝鮮としても利用したり人を送り込んだりしても問題ない店なのだろうということは最低限推察できます。
それにしても、赤い制服の方の女性、機嫌悪そうですね。実はずっとあんな感じだったので、途中からふてくされた時の沢尻エリカに見えてきてしまいました。最近は「浪速のエリカ様」というのもいるそうですから、ここでは「北朝鮮のエリカ様」と呼ばせてもらうことにしましょう(と言ってももう登場しないけど)。
旅順へショートトリップ
「日本軍国主義による対外侵略の罪の証拠と恥の柱」
一気に飛びまして、こちらは旅順・二〇三高地。有名な日露戦争の激戦地ですね。高台であるこの地の戦略的重要性はさることながら、この日本語案内が非常に印象的でありました。まあ人の家に上がり込んでドンパチやることが喜ばれるはずはないので須賀、文化財としての史跡の紹介には相応しくないと思います。
ちなみにここまではタクシーで来てしまったので須賀、帰りの値段交渉でかなり吹っかけてきた*2ので断ったところ、たまたまモニュメントの近くにいた日本人駐在員の2人が市内まで別のタクシーを呼んでくれました。断ったはいいものの、ちょっと他に足はなさそうな場所だったのでかなり助かりました。