つい今しがた、夫婦で風疹のワクチンを接種してまいりました。正確に言えば麻疹風疹混合ワクチンだそうで、医師の説明では「風疹単独のワクチンが不足してきている。麻疹混合のものでも風疹ワクチンとしての効果を減じるものでもなく、(助成もあるので)こちらで全く問題ないと思う」とのことでした。確かに昨今、ワクチン不足の報道が増え始めていますね。
接種自体は、当日の健康状態を確認してからお注射を打つというだけのものです。たまたま私の方が、夜間空咳が出るのが気になっていたので念のため相談したので須賀、喉などを診てもらった上で、免疫に大きく支障が出るようでなければ大丈夫だろうとのことでした。
あと、細君が現在妊娠していないかどうかは聞かれていましたね。風疹ワクチンによって胎児に障害が出てしまうケースは報告されていないものの、理論的な可能性は否定できないのだそうで、そのためか、妊婦には接種できないことになっています。風疹の免疫が低い状態で妊娠した女性が、人混みを避けるなど苦心を重ねている様子もテレビで見ましたが、それはそうした事情によるもののようです。また、同様の理由で、接種後２ヶ月は妊娠を避ける必要があるそうです。
風疹ワクチンを１回接種した人に免疫ができる割合は95〜99％だとか。大流行の折ですし、接種も手軽です。多くの自治体で助成が受けられ、私たちも１人生ビール１杯分かからないくらいの値段で受けてきました。「おめでた」の知らせと同時に人混みに怯えたりしないように、また自分やパートナー、あるいは通りすがりの妊婦さんが産む子供が、不幸にして先天性風疹症候群となる可能性を下げられるように、該当される方はぜひ、接種を受けてはいかがでしょうか。ワクチンの足りる足りないは、少なくとも医学・疫学的に受けるべき一人ひとりが忖度することではないと思います。
本当はこれをもっとルポっぽくしたものを仕事として新聞に書きたかったので須賀、力及ばずと言いますか、会社が全然喰い付いてくれなかったので、(ずっと説得工作を繰り返すわけにもいかず)こっちに書き連ねてみました。まあ素人がいろいろ書くよりも、こちらをご参照いただいた方がいいかもしれませんが(笑)
風疹Q&A（2018年改訂）
ちなみに細君は、接種前に「接種した日に日帰り温泉に行っても大丈夫ですか？」と質問して、問題ないとの返事を得たそうです。
しまった、今晩酒飲んでいいか聞くの忘れたｗｗｗ
