Foreign Affairs [US] January - February 2013 (単号)
- 出版社/メーカー: Council on Foreign Relations
- 発売日: 2012/12/30
- メディア: 雑誌
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ヒトラーとスターリン(ナチズムと共産主義)の類似性に力点を置いた比較論みたいな話で、その理論の(うわべの)一貫性がしばしば持ち上げられた共産主義の実態はナチズムと変わらんではないか!と喝破しつつ、リベラリズムを守るには揺るがず、その信念を示し続けることだ*1、と主張するような内容でした。多分。
恥ずかしながら、一定量の英語を真面目に読むのは結構久しぶりでした。そのせいか、なじみ深いはずの単語を見ても、「確かこういう意味で取ってよかったはずだけどホントにそれで大丈夫かな?まあせっかくだし調べてみるか」てなことになってしまい、読み終えるのにかなりの時間がかかってしまいました。ただまあ収穫は楽しく読めたというか、英語でも日本語でも、興味のあるものは苦にならずに読めるものだなあということです。
*1:日本国憲法12条や丸山真男の「権利の上にねむる者」を思い出しました