かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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風林火山

武田方はいわゆる啄木鳥戦法で別働隊を妻女山に回し、本隊を八幡原において敵を迎え撃つ体勢をとります。しかし上杉方はこれを察知し、夜陰に紛れて山を降り、八幡原の霧が晴れると同時に武田本隊に襲いかかります。虚を突かれた武田本隊は体勢を崩し、信玄の弟・信繁とそのもり役だった諸角虎定らが戦死します…とまぁベタな合戦の解説になってしまいましたが、史実としてもまぁそんなところでしょうか。ちなみにこの啄木鳥戦法というのは、もし上杉軍に察知されなくても時間的に実現不可能な作戦だった、ということは言われています。
あと今回の見せ場の一つは信繁・諸角の戦死ということなんでしょうが、どうもこのドラマ全体の中で「忠義を尽くした弟」という信繁の位置づけ*1が弱かったせいか、一連の死亡フラグがちょっと唐突に見えました。最後柿崎景家に討ち取られるっていうのもびっくりしましたがw

*1:ですから真田幸隆の次男・昌幸は、彼の次男を「武田信繁にあやかれ」ということで「真田信繁」と名付けています。と言っても彼は圧倒的に「真田幸村」として知られていますけどねww