武田方はいわゆる啄木鳥戦法で別働隊を妻女山に回し、本隊を八幡原において敵を迎え撃つ体勢をとります。しかし上杉方はこれを察知し、夜陰に紛れて山を降り、八幡原の霧が晴れると同時に武田本隊に襲いかかります。虚を突かれた武田本隊は体勢を崩し、信玄の弟・信繁とそのもり役だった諸角虎定らが戦死します…とまぁベタな合戦の解説になってしまいましたが、史実としてもまぁそんなところでしょうか。ちなみにこの啄木鳥戦法というのは、もし上杉軍に察知されなくても時間的に実現不可能な作戦だった、ということは言われています。
あと今回の見せ場の一つは信繁・諸角の戦死ということなんでしょうが、どうもこのドラマ全体の中で「忠義を尽くした弟」という信繁の位置づけ*1が弱かったせいか、一連の死亡フラグがちょっと唐突に見えました。最後柿崎景家に討ち取られるっていうのもびっくりしましたがw