- 作者: 宮塚利雄
- 出版社/メーカー: JICC出版局
- 発売日: 1992/07
- メディア: 単行本
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しかしその中で私が一番注目したのは、彼がガイドさんたちの目を盗んであちこち歩き回った動機です。彼は前書きの部分で、当時の北朝鮮報道がその光の部分に偏り過ぎていることへの憂慮が、その理由であると述べていました。でもそれって、今の私達の感覚とはかなり異なりますよね。というより、私が北朝鮮に行きたいと思った理由の一つはむしろ、きれいにその真逆だったわけです。そう考えてみると、前年の金丸訪朝以降、日朝の友好ムードが一気に深まってきた1991年の時代の空気の一端を垣間見たような気がする一方、私が北朝鮮に行った2005年の、そして今、2007年の時代の空気といったものも感じることができるように思えるのです。
さて、恥ずかしながら自分のも晒してみますねwww
北朝鮮旅行記一日目・二日目・三日目・四日目