- 『上杉謙信』(永峰清成)
今謙信がマイブームなのでガッツリ感情移入してしまうのではないかと半分恐れ、半分期待して読んだんで須賀、全然感情移入できませんでしたorz 謙信の「誠実」さと「短慮さ」を前面に出した、んですか? 400ページ弱の文庫本にそこまで求めるのは酷とおっしゃる方もいるかもしれませんが「誠実」も「短慮さ」も大して感じませんでしたし、謙信が戦国武将として成長し、かつ老いていく様を感じることはなかなかできませんでした。死んだ時も、「あれ?もう死んだの?」って感じだったしw 作中で一人の人間(この場合は謙信)を生き生きと描くことが出来なかったことが、私を何か詳細な年表を読み終えたような気持ちにさせるのでしょう。
…とけちょんけちょんに書きましたが、すんなり読めた方ではあるので読んでいて不快ではなかったですよ。ただ読み応えがなかったというだけw でも斎藤朝信の扱いはよかったかなwww