現場を離れて久しい新聞記者のブログ。 読んだ本の紹介や旅行記(北朝鮮竹島イランなど)が中心です。 

今度はリアル北朝鮮ネタで…

北朝鮮>権力構図に変化か…張成沢氏失脚情報
【北京・西岡省二】北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記の叔父で実力者の張成沢チャン・ソンテク)国防副委員長(67)=朝鮮労働党行政部長=が失脚した可能性が3日、韓国発で伝えられ、中国駐在の各国外交関係者らは情報確認に追われた。金正恩体制を支える側近中の側近の動静だけに「事実ならば体制内の権力構図が急速に変化する可能性がある」(北京の外交関係者)といい、緊張感が漂っている。
張氏は、先代の金正日キム・ジョンイル)総書記にも更迭されたことがある。金総書記に次ぐ党内ナンバー2の地位である組織指導部第1副部長の職位を与えられていたが、金総書記の地位を脅かす存在と危険視されて2004年に失脚。
しかし、06年に復権した後、再び求心力を高め、金総書記死去の際には金正恩体制を固めるため「金ファミリーの一員」として体制内を取り仕切ったとされる。
張氏は行政部長として公安・司法を掌握しているため、党内では「国内利権を独占している」との反発もあった。指導部に近い関係者は「例えば、鉱脈などが見つかれば、すぐに『行政部傘下』を名乗る組織が仕切り、他の組織は排除されてきた」と証言する。
一方、国営報道機関は張氏について、金第1書記に次ぐナンバー2という伝え方はしていない。「かつて更迭された経験から、注目度が高まれば危険度も高まることをよく知っている。張氏は自己規制をしている」(北京の外交関係者)とされ、権力を誇示することはなかったという。
張氏失脚説は今年10月下旬から流れていたが、11月6日には、訪朝していたアントニオ猪木参院議員(日本維新の会)と国家体育指導委員長の立場で会談して公の場に現れたことから、失脚説は立ち消えになっていた。ただ、中朝国境付近からは、中国にある張氏と関係の深い北朝鮮企業の責任者が召還されたなどの情報が繰り返し伝えられ、張氏の身辺での何らかの変化が起きている様子がうかがえた。
北京の外交関係者は「朝鮮人民軍を取り仕切る崔竜海(チェ・リョンヘ)軍総政治局長と何らかの対立があった可能性を排除できない。いずれにせよ、張氏失脚が事実ならば権力の構図が急変するかもしれない。ただ、それが直ちに金正恩体制の崩壊につながる状況にはない」と分析する。
(12月3日、毎日新聞)

なんと張成沢がwwwwwという衝撃的なニュースです。北朝鮮の「宮廷内」のことを語る材料は率直に言って持ち合わせていませんが、記事にもある通り失脚して復権した経過もありますし、「経済開放派」と見なされた経緯もある彼の動向は中国も注視しているハズです。報道が事実としても、このまま終わるとは思えませんが…