かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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90分間マラドーナを監視

<南アW杯>アルゼンチンがナイジェリアを破る B組
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は12日、1次リーグB組の2試合とC組1試合。昨年、国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手に輝いたメッシを擁し、マラドーナ監督が率いるアルゼンチンと、2大会ぶり出場のナイジェリアが対戦した。アルゼンチンが1−0でナイジェリアを破り勝ち点3を獲得した。マラドーナ監督はW杯初勝利となった。
ベロンを起点にパスをつなぐアルゼンチンが立ち上がり、試合を圧倒的に支配した。開始早々からメッシのドリブルがさえ渡り、ナイジェリア守備陣が崩されると、6分、セットプレーからエインセのヘディングシュートで先制点を奪った。
25分を過ぎたあたりからは両チームがゴール前に迫る互角の展開となり、終盤はナイジェリアがペースを握りかけたが、シュートに正確さを欠き、アルゼンチン1点リードのまま後半に折り返した。
終盤は両チームが疲弊して最終ラインが後退。広い中盤を攻め上がるカウンター合戦の状態となり、両チームのゴール前での攻防が続いた。しかし、最後まで得点は動くことなく、アルゼンチンが試合開始早々に奪った1点を守って逃げ切った。【毎日jp編集部】
(6月13日、毎日新聞)

たまたまテレビをつけたタイミングで試合が始まったという理由で、数年ぶり*1にサッカーの試合中継を見ることになりました。アルゼンチン―ナイジェリアです。
スポーツのみならずゲームというのは、ルールを知っている*2ことと戦略や戦術を知っている*3ことの間に少なからずの差があって、そのゲームを好んでプレイないし観戦する人というのは、その間にある領域のどこかに位置づけられることが多いように思います。そして私はサッカーに関しては、極めて前者のラインに近い場所に位置づけられるでしょう。「そこで」なのか「それでも」なのか判然としませんが、まあそういうことで「サッカーとはどういう駆け引きや勝負をするものなのか」という関心で90分間テレビの前にいることになったのでした。
なので、唯一のゴールの瞬間を、足の爪を切っていたために見逃したことはそんなに悔しくありません。なんとなく攻め上がったりカウンターを仕掛けたりという一進一退の様を見物できただけで十分満足で、後半を見るのも面倒な気がしたので須賀、アルゼンチンの監督のマラドーナという人がエキサイトしているのが面白く、「この人何かやらかすんじゃないか」という期待が芽生えたので、後半は彼を監視する意味で眺めていました。でも素人的には後半の攻防の方が面白かったですね。アルゼンチンが後半ひたすらメッシにボールを集めていたのも何だか面白かったです。
酒の肴にサッカー中継見るのも結構面白いかもしれませんね。それをするには今夜こそが最大のチャンスだったんだろうけどwww

*1:確か前回ワールドカップも1〜2試合見た気がします

*2:ツーストライクでバントした打球がファールになるとアウト

*3:ゆえに当初の狙いが送りバントでも、2回失敗してツーストライクに追い込まれてしまった場合、バントを断念してヒッティングに切り替えることがある