かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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寒気がする、とよく言いま須賀、私をその時襲った(今でもしばしば襲っている)感覚は本当に寒気なのでしょうか? 一般に発熱によって寒さを感じることを寒気と呼ぶことは知っていて、私は経験則的に、体温を測ってみたら発熱していた時の寒さを「寒気」と呼び習わしています。その感覚は、周りの温度が低いときに感じる「寒さ」の感覚とも微妙に異なっています。昨日一昨日はそこをはっきり見分けられなかったためしっかり働いてしまった(笑)のでした。
しかし、私が「寒気」と感じる感覚は、本当に一般に言うところの寒気なのでしょうか? 私は足が攣るという言葉において、自分の足に起こっている感覚を本当に足が攣ると呼ぶのか、子供のころ本気で悩んでいました。今もそれが根本的に解決したわけではなく、自分の周りにいる足が攣った人の様子を観察して、まぁ多分そうなんだろうと思っているだけです。
私の「寒気」や「足が攣った状態」、「鬱々とした感情」や「甘酸っぱい気持ち」は、それを他人に味わってもらうことが原理的にできない以上、一般的にそれらの言葉で言い表されている感覚や心情とイコールであると言い切ることはできません。それは私だけに限った話ではありません。あらゆる人がその根本的なジレンマを抱えています。だから多分、寒気と言ったってそんなかっつりしたものでもないのでしょう。「寒気」も寒気でいいことにして、明日の酒席に備え養生します。