かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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一日中座学だった日後半戦初日

まずは「アサヒコムはこうつくる」なる講義。最近こういう話をよく読むので楽しく聞けるかな、と思ったら意外とあっさりなお話でした。
次は「社会の倫理と記者の倫理」。この人の話は正直不快でした。言論機関にしてもジャーナリズムにしても社会の中の存在であることから逃れられないハズなのに*1、まるで実社会とは別次元の世界に「ジャーナリズム」なる高尚な価値体系が存在し、その住人「ジャーナリスト」はそれに従ってさえいればよいとでも言わんかのような話しぶりに違和感を覚えました。そもそも講義タイトル自体が気に食わな(ry まぁ本人もさすがにそこまでは思っていないでしょうし、私がそれを感じたのは正直彼だけではないで須賀、それを明確に意識し始めたのはここあたりからだったので書いてみることにしました。
そんな疑念を抱きながら続いての「メディア規制について」なる講義も受けたので、ここは一発かましてやろうかとも思ったんで須賀、この講義の講師の人はそういう臭いがしなかったのでやめておきました。で講義中は、今言われる「市民と権力によるマスメディア挟撃状況」ってのも、メディアのもともとの意味が「媒介」である以上ある意味で宿命付けられたものなのかなぁ、なんて無害な(?)ことを考えておりまして。ただ両者をどのように「媒介」するかはよく考えていくべきですよね。
最後の「デスクとニュースを読む」では、林香里の『マスメディアの周縁、ジャーナリズムの核心』に言及して顰蹙を買いましたwww まぁいい煽りにはなったかw

*1:少なくとも私はそう考えます