かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
ブログランキング・にほんブログ村へ

オバマ大統領就任

オバマ米大統領が就任、平和と団結訴え
【ワシントン=小川聡本間圭一】米国のバラク・オバマ上院議員(47)は20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から、ワシントンの連邦議会議事堂前で大統領就任式に臨み、宣誓を行い、第44代米国大統領に就任した。
黒人の大統領誕生は、奴隷制など人種差別の過去を持つ米国史上初めて。
就任演説でオバマ大統領は、金融危機イラクアフガニスタンでの戦争を踏まえ、「我々に必要なことは『新時代の責任』だ」と述べ、緊急の課題を乗り切るため国民に協力を要請。大統領はまた、「米国再生の仕事に着手しよう」とも述べ、ブッシュ共和党政権のもとで失墜した米国のリーダーシップの復活に取り組む姿勢を鮮明にした。
大統領は演説で、経済情勢について、「大胆で迅速な行動が必要だ」とし、その具体策として、「太陽や風力や地力を活用する」と述べ、環境分野に予算を重点配分する「グリーン・ニューディール」の必要性に改めて言及。また、イラク問題については、「我々は責任を持ってイラクを国民に委ねる」と駐留米軍の早期撤退への意欲を示すとともに、アフガニスタンでの和平構築に力を入れる考えも表明した。さらに、核の脅威削減や地球温暖化対策にも取り組む考えを示した。国や宗教の違いによる対立にも触れ、人種や党派を超えた国民の団結の必要性を強調した。
就任式は「自由の再生」をテーマに行われ、大統領は演説に先立ち、「奴隷解放の父」エイブラハム・リンカーン第16代米大統領が1861年の宣誓で使ったのと同じ聖書に左手を置き、「私、バラクフセインオバマは、合衆国大統領の職務を誠実に遂行し、全力を尽くして合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う」と宣誓の言葉を唱えた。
副大統領には、ジョゼフ・バイデン上院議員(66)が就任した。
就任式会場や引き続き行われるパレードルート周辺には、就任式史上最多の約200万人とも言われる市民が集まり、祝賀ムードに包まれた。反面、就任式を狙ったテロに対する厳重な警備態勢が敷かれた。
(1月21日、読売新聞)

演説聴きました。アメリカの約束と自信を再生させたい、そんな思いが伝わってくる演説でしたが、もうちょっと派手な感じでやるんだと思ってましたww まぁ厳粛なムードでやるものなんですかね?
「政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、政府が機能するかだ」。現在のアメリカが置かれる状況を鑑みれば、まさしくその通りなのだと思います。経済や対外情勢をめぐる難題を前に、どう対処していけるか。前の反動(笑)もあって、オバマ政権には国内外を問わず大きな期待が寄せられていま須賀、オバマ大統領になればすべてが解決するわけでもなければ、危機管理の中で「オバマカラー」を打ち出していくのもそんなに容易なことでもないでしょう。発足してすぐの段階では「なんだ、オバマになってもたいして変わんないじゃん」なんて言われるかもしれません。それでも政府として、一つ一つ丁寧に手を打っていくこと。それが、「急がば回れ」で一番の成果と評価を生むのではないかと思っています。もちろん理念を語り、夢を示すことも必要なので須賀、その上で危機に対応し、政府をちゃんと機能させていくことがオバマ大統領の第一の課題なのではないでしょうか。
当分酒席でのコールには困らんわwww