先輩から引き継ぐ警察署に挨拶回りをしていました。基本的に署の中でマスコミ対応をしてくれるのは副署長で、今後彼らには大いにお世話になることになるのでしょうが、お話を伺っていると各署の副署長それぞれがマスコミ対応についてポリシーを持っているようで興味深かった*1です。と言ってもまぁしょっぱなからそういう話をし始める副署長というのは、たいてい聞いてもいないのに「特オチもさせないが特ダネもやらない」と唐突に宣言してくる*2んですけどねwww
しかし彼らが一年生記者である私を気遣ってくれていることは事実のようで、この二日ですでに取材に際するアドバイスをいただいたり、再三の事実確認の電話に付き合っていただいたりと、お世話になりっぱなしでした。
いずれにせよ、こういう海千山千の警官たちと渡り合わねばならないわけです。それもさることながら、「記者なんだからあっちが説明してくるのが当然」のような傲慢な態度は厳に慎まなければならない、そのことも胆に銘じておくべきでしょう。なぜなら、もしジャーナリズムの使命が「市民の知る権利に奉仕する」ことであるなら、私の仕事はあくまでも奉仕であり代行であるに過ぎないからです。
その合間に一本街ダネで記事を書き、紙面デビュー(笑)も果たすことができました。キャップやデスクとのやり取りのなかで、記事の中にどういう情報を織り込んでいくべきかも勉強させていただきました。紙面デビューの感慨は…イマイチ実感がないですね(汗
…そんな感じでやっと記者らしいことをやり始めたので須賀、学生時代のインターンで学んだことって今考えると結構ためになりましたね。時々その時の資料を読み直しています。