かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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はい、初日です

初日は9時45分に集合。「教室」に移動してから学校長なる方*1のお話がありました。「やはり朝日としてはいい人材を取りたいんですですけどそれは横においてですね(中略)、今回は新人記者研修のエッセンスとでも言うべきカリキュラムを用意しました」。やっぱそうなんですねw
その後は普通の社内見学コースを。ビデオを見てから編集局見学をしたんで須賀、編集局は去年信毎で見ましたからね。ただ社会部の前にあったボードは印象的でした。
午後は講義。「ジャーナリズムの使命・報道とは何か」。講師の先生の記者教育、そしてジャーナリズムに熱い想いを持っていることはよく分かりました。でも、それ以上ではない気もしました。「戦場のフォトグラファー」は面白かったです。
あ、もう一つ言及すべきことがありました。講義中に例の「ジャーナリスト宣言」の宣伝をいくつか見せられたんですけど、ひとつひどいのがあったのでご報告します。911テロやら自爆テロイラク戦争などの映像に"What a wonderful world"の歌がついていて、最後に「朝日新聞」とまぁ出るわけなんですけど、これはないと思います。まさか映像のような世界がワンダフルだ、と言いたいなんてことはないってのはさすがの私にもわかるんで須賀、安全圏でえらそうに「悲壮な」皮肉をたれるような態度は正直不愉快でした。確かに安全なところからカッチョイイことを言いながら、自己満足に浸っていられる世界はワンダフルかもしれないですね、彼らにとっては。
最後は「デスクとニュースを読む」です。その日の新聞を題材に各部のデスクがしゃべる、というナイスな企画。今日は社会部でした。具体的事例としては例のプールの事故なわけで須賀、新聞製作という意味ではニュースの取捨や版どころの話が中心だった気がします。

*1:まぁ昨年度お世話になった新聞論の先生だったりするんで須賀