かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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「麒麟がくる」二十五話/「頑固一徹」稲葉一鉄との再会と因縁

【目次】

 

www.nhk.or.jp

信長への仕官、断れど…

織田信長への仕官、サクッと断りましたね(笑)

canarykanariiya.hatenadiary.jp

こちらの本にもあるように、明智光秀は先に足利義昭に仕え、次いで義昭と信長に両属するような期間を経た上で、一般にイメージされているような「信長の重臣」へと出世していきます。義昭にも属していない状態では、ストーリー的に時期尚早といったところでしょうが、その対面でのやり取りは信長に大いに刺激を与え、またお互いにウマが合うところを感じ取ったーという筋書きなのでしょう。

稲葉一鉄との再会と因縁

そして稲葉山城で懐かしい顔も見かけましたね。その稲葉一鉄は「頑固一徹」という言葉の由来になったとされる一本気な人物で、その智略には信長も一目置いていたと伝わっていますので、今回のシーンが示唆するような小狡そうな人物像とはちょっと違う印象を持っていました(当然処世術にも長けていたわけで須賀)。ただ、この稲葉一鉄と光秀の家臣等用を巡るトラブルが、このドラマの結末(つまり本能寺の変)に関わってくるという説もあり、光秀を主役とする以上、史実以上にヒールとしての役回りを負っているのかもしれません。

牧は光秀がセリフで驚くほどの死亡フラグを立てていましたが、どういう扱いになっていくのでしょうか。戦国の世の流れも、光秀の家族のこの先も気になりますね。