毎週楽しみにしている大河ドラマ「麒麟がくる」は、一時中断と短縮が不可避になったようです。
ストックがあるのが6月7日分までで、緊急事態宣言が5月末に解除されても14日分には間に合わない。放送中断分はストーリーを縮めて対応する。という流れだとのことです。
確かに、もし地方を中心に緊急事態宣言が解除されていったとしても、多くの感染者が出ている東京から多くのスタッフが地方のロケ地に出向くというのは好ましくありませんし、NHKとしてもしづらい判断でしょう。一昨年の「西郷どん」でも、働き方改革として節目ごとに総集編が放送されていましたので、今回もそういった対応になるのかもしれません。個人的には、次回が序盤のクライマックス(「蝮がくる」最終回)になりそうですので*1、筋書き的にも休むならまずその次からなのかなという気がします。逆算ができないので、何回休むかが問題にはなるんですけどね…
ただ、それこそ「西郷どん」とは違ってストーリー展開がしっかりしている今作だけに、いよいよ本番とも言える「史実時代の明智光秀」の描写が減ってしまうのは残念です。沢尻エリカ降板、コロナウイルス流行による撮影中断と、大河ドラマの歴史に残るようなトラブル続きの年になってはしまいましたが、諸々無理のない範囲で仕上げていってほしいです。
*1:次回予告のつくり方がそんな感じでしたね