かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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信長の「寛容さ」を示す兄とのエピソード/「麒麟がくる」第十話

www.nhk.or.jp

今回は、信長の兄・織田信広と竹千代(徳川家康)との人質交換の話が出ていました。

信広は側室の子であったらしく、嫡男扱いはされていませんでしたが、今川勢を撃退したこともあり、決してドラマのシーンのようにあっさり捕まってしまったわけではありません。

ただ、人質交換を経て織田家に戻った後、信秀の死後になりま須賀、一度斎藤義龍と結託して信長に対する謀反を企てています…と聞くと、きっと信長に誅殺されたのかと思いきや、さにあらず。信長に許され、長島一向一揆との戦いで戦死するまで、織田家一門の中でまとめ役的な立ち位置にあったそうです。

信長と言えば「殺してしまえホトトギス」的な、無慈悲かつ残虐なイメージを持たれがちで須賀、この庶兄・信広との関わりの中では寛容な一面を示しています。本作の信長は、どことなくそういうイメージも醸し出していますよね。

 

尾野真千子が標準語を話していたのが新鮮だった今回の放送で須賀、歴史の展開としては、そろそろネタがちょっと枯渇気味なのかなとも感じました。

 

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