土岐頼純の毒殺シーンのインパクトで全てが飛んでしまいそうで須賀、頼純の最期については異説もあります。今回のメインだった加納口の戦い自体の時期や推移について、複数の見解があるそうでして、ドラマのように頼純が(何らかの理由で)急死したというもののほかに、この合戦で戦死したとの説もあるようです。いずれにせよ、没落を続ける土岐家の面々は、波乱の人生を送った例が多いですね。その流れを汲むという明智光秀は、どのような思いでその成り行きを見守ったのでしょうか。
今回の光秀と言えば、侍大将の首を求めて戦場を駆けずり回る姿も印象的でした。ただ、実際の侍大将と言えば小規模な城を構えるほどの有力者を指すそうですので、若き光秀にとってはかなり高いハードルだったでしょう。光秀をもってしても、信長の野望・将星録のように簡単に討ち取れる相手ではなかったようです。