フェリーでダウンタウンへ
この日は2泊お世話になった宿を離れ、バハマきってのリゾートエリアに向かいます。その名も「パラダイスアイランド」。いわゆるナッソーのダウンタウンの向かいに浮かぶ小島よしおです。
前日の夜、家主のブラッドさんに手配をお願いしたタクシーで海沿いを東へ向かいます。写真を撮りそびれましたが、美しい海岸が続いていました。
タクシー代は52ドル*1でした。バハマのタクシーにはメーターがついておらず、乗る際に料金を聞くようにしていたので須賀、聞いた後に運転手さんが料金についてどこかに問い合わせをしていたようなので、ある程度の公定料金のようなものがあるのかもしれません。端数の2ドルというのは、パラダイスアイランドにつながる橋の通行料のようでした。
10時半ごろホテルに到着。荷物を預かってもらって、街歩きに出かけます。パラダイスアイランドとダウンタウンをつなぐ公共交通機関はフェリーしかないとのことで、橋のたもとから乗り込みます。
船内では、案内役のお兄さんがトークで盛り上げてくれます。海からの景色もよかったです。
バハマは、クルーズ船の寄港が多いことでも知られています。ウォータースライダーが付いている船もあるんですね。
猛暑の街中散策
昼食は、ダウンタウン側の船着場のすぐ近くでいただきました。
周辺を散策します。この辺は官庁街。日本で言えば霞ヶ関のような場所です。
最高裁では殺人事件の公判が行われており、お願いして少し傍聴させていただいたら、ちょうど陪審員を交えた証人尋問の最中でした。法廷の前にある待合スペースに座っているような人も何人かいて、日本で言えば地裁っぽいというか、(これは良し悪しではなく、それぞれの司法制度の中で果たしている機能の問題だと考えま須賀)市民に近い仕事をする最高裁だなという印象を受けました。
こちらはクイーンズ・ステアケイス(女王の階段)と呼ばれる階段です。フィンキャッスル砦に続いており、ここ自体が一つの名所になっています。日差しが強く、暑い時間帯でしたが、ここだけは少し涼しい風を感じられました。
フィンキャッスル砦は、イギリスのナッソー提督だったダンモアが1793年に築いたものです。ナッソーは、アメリカ独立戦争期にアメリカ植民地やスペインの攻撃に晒されていた歴史的経過があり、防衛強化が急務だったのでしょう。
この辺で長男がへばってきた(それでもよく頑張ってくれました)ので、ダウンタウン観光は打ち切りです。タクシーに乗ってパラダイスアイランドに戻り、チェックインしたホテルでしばらく休憩します。
夕方に隣接する巨大リゾートホテル「アトランティス」のプールで遊ぼうと繰り出したので須賀、受付時間を過ぎてしまったそうで、すごすごと退散しました。外で待っている間に長男も眠ってしまい、この日はもう「万事休す」です。