かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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バハマ&アトランタ滞在記二日目・バハマのビーチ

自慢のビーチと超局地的豪雨

この日からバハマ観光ということで、ごく簡単にバハマという国についておさらいします。

バハマフロリダ半島の南東に位置する約700の島々からなる国家です。コロンブスが「発見」したサン・サルバドル島もこの国に含まれます。その後にイギリス植民地となり、1973年に独立。公用語は英語です。

国の総人口は38万人余りで、日本でいうと大阪府豊中市や東京都品川区、愛知県岡崎市と同規模です。かつて奴隷として連れてこられた人達の末裔とされる、アフリカ系の方が9割前後を占めています。

美しい海に囲まれたリゾート地として名高く、GDPの約半分が観光関連産業によるものだそうで、特に近場である米国からの観光客が多くなっています。詳しくはこちらもご参照ください。

www.mofa.go.jp

…というわけで、まずはビーチに出かけましょう。住宅地のセキュリティゲートを抜けるとまもなく、茂みの向こうにビーチが広がっています。

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見てくださいこの美しい海!そしてビーチはこんなにガラガラなんですよ!

…と言いたいところだったので須賀、ご覧の通りのかなり怪しげな天気。

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間近で雲が成長していく様もじっくり観察させていただいたので須賀、ついにポツポツと降ってきたので敢えなく退散いたしました。この後、一時的に凄まじい雨に降られまして、行きも通ったゲートのところでしばらく雨宿りをしていたので須賀、本当に幅数メートルくらいしかない降雨エリアが、サーッと自分たちの真上を通り過ぎていくのには驚きました。ドリフあたりのコントのような、まさしく文字通りの「局地的な雨」。そんな様子でしたので、1時間も経たずに雨雲全体も過ぎ去って行きました。

雨も上がったので、お次は住宅地内のプールへ。こちらは無料で使うことができます。

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前の写真の約30分後です。空の色が全然違いますねw

長男はここで、ずいぶん楽しそうに遊んでいました。

ちなみにこのエリアは空港から近いためか、ジャンボ機や小型機が行き交う様もなかなかの迫力でした。小型機は、フロリダあたりのお金持ちが自分で操縦したりしているのかもしれませんね。

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この写真はビーチで撮りました

ラムケーキとコンク貝

戻って部屋で昼寝なぞをしていると*1、もう夕方です。スマホWi-Fiに繋いで、一番近そうなレストランに当たりをつけて歩き出します。道中、親切な女性の車に乗せていただいて*2、予定していたレストラン…の隣の店に入りました。

これまた余談で須賀、バハマは日本と同じ左側通行です。それと関係があるわけではないで生姜、(日本ほどではありませんが)メーカーを問わず日本車を多く見かけました。滞在を通じた肌感でいうと、1位が日本車、次に多いのが韓国車だったでしょうか。

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店内はこの通りのいい雰囲気で、食事も美味しかったです。テラス席からは海も望めましたが、ちょっと暑そうで室内にしてしまいました。

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右のビールはバハマのブランド

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ラム酒でヒタヒタのラムケーキ。これだけで酔いそうでした

帰りには、こんな光景に出くわしました。

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コンク貝の貝殻

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男性が左手に持っているのがコンク貝です

バハマ名物(だそうです)コンク貝の収獲です。この男性は何度か海に潜って獲っていました。そういえば細君はこの前日・当日とコンク貝のフライやスープを美味しそうに食べていましたが、私は一期一会の関係で満足を得ることができました。本当にたまたま、こういったシーンを見ることができて興味深かったで須賀、一方で、乱獲によってバハマのコンク貝が今後10年で消えてしまう恐れがある、という報道も目にしました。

natgeo.nikkeibp.co.jp

コンク貝の生態について語れるわけでは毛頭ありませんが、観光立国の名物グルメであればこそ、持続可能な方法で活用していってほしいと思います。私は食べないけどw

道中で寝落ちした長男を抱えて宿に戻り、この日はしゅうしんしました。

*1:時差ボケ対応の日でした

*2:どちらかというと「こんな道を子連れであるくのは危ない」と注意された