かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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大久保利通は本当に畳を回した/「西郷どん」第二十六話

第二十六回「西郷、京へ」|NHK大河ドラマ『西郷どん』
島から戻った西郷吉之助は、京へ向かいます。京では一橋慶喜島津久光の対立がのっぴきならない状態になっており、吉之助もその仲介に奔走しま須賀、奏功したと思った途端、久光は薩摩に帰ってしまいました。
今回からオープニング映像も変わり、新章に入った雰囲気が出ていましたね。ストーリー的にも、物語が進んだというよりは新旧登場人物の陣立て紹介のような感じでしたが、敢えて言及するなら吉之助・久光・慶喜の「三角関係」だったでしょうか。吉之助と久光はご覧の通りダメで、久光の歯形が残ったキセルの話も有名な逸話ではありま須賀*1、吉之助の側がこらえるという姿勢は特筆すべきものでしょう。久光と慶喜も同じくご覧の通りだったようで、慶喜は参預会議でわざと酔っ払った(フリをした)などという話もあるようです。最後の慶喜と吉之助については、この作品独特の「ヒー様と牛男」という関係が前面に出ていてコメントしづらいで須賀、最後のシーン、なんだか気持悪かったですね。夢オチとかかと思いました(カメラワークが巧みだったと思います)。
そう言えば大久保一蔵は本当に食事の席で「畳回し」をしたことがあるらしいですよ。もともと身体が弱かったため取り組んだ薩摩の柔術と関係があるんだとか。

*1:ドラマのように、吉之助の前でそうしたわけではないようですけれども