かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
ブログランキング・にほんブログ村へ

親子の2018年4・5月読書「月間賞」

先月書いていないことには気付いていました。

5月

私は『金正恩 狂気と孤独の独裁者のすべて』(五味洋治)にします。趣味領域の知識のアップデートだと言われればその通りではありま須賀、時事的な本でありながら内容も充実していると思ったので。

  • 『でんしゃでおぼえる!とけいえほん』

でんしゃでおぼえる!とけいえほん

でんしゃでおぼえる!とけいえほん

長男は、オーストラリア旅行前に買ってあげたこれです。長針を回すとカチカチ短針も回っていく時計のおもちゃがついていて、時計の針の動きを再現することができます。まあ別に時計の読み方を教え込むためにわざとこの本を選んだわけでもないので須賀、確かに読み方を説明するのは難しいですね。まずもって短針から先に読まねばならない上に、長針は5の倍数なので「書いてある数字に5を掛けろ」と言うわけにもいきません。ガミガミ言い聞かせて嫌がられても仕方がないので、聞かれた時に応えてあげるくらいにしているつもりです。

4月

お次は4月。私は『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊)に。基本的なところから筋を追って書いてあるので、いい勉強になりました。

長男はこれ。確か数カ月前に買った本で、4月にずっと読んでいたというほどではないようで須賀、私の眼には何度か留まったので選んでみました。作者によると、「かまどんちゃん」は岩手や宮城の旧家にあったカマド神から着想を得たもので、東日本大震災の犠牲者への慰霊と原発事故への警鐘を込めているのだそうです。「原発事故への警鐘」という部分は何となくわかりましたかね。
そんなかこさとしさん。私は「ちえのあつまりくふうのちから」が好きだったそうで、確かに紙の真ん中を折って逆V字にすると強度が増すとか、そんなページがあったことは覚えています。ご冥福をお祈りします。