かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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主役の鹿児島弁に不安/『西郷どん』第二話

第二回「立派なお侍」|NHK大河ドラマ『西郷どん』
主演の鈴木亮平が西郷吉之助役で登場し、いよいよ本編スタートといったところでしょうか。青春ドラマの主人公としては好演だったと思いますし、感じのいいイケメンで好感を持つので須賀、いかんせん鹿児島弁*1がうまく話せていなくて、そこばかりが心配になってしまいました。彼の場合、どうもイントネーションが平板な気がするんですよね…。
たまたま見つけた鈴木亮平、「西郷どん」低発進の裏にあった2つの“痛恨誤算” | アサ芸プラスにも、「東京外語大で言語学を専攻して、英検も1級を取得、英語もドイツ語もペラペラという語学の秀才・鈴木をもってしても一筋縄ではいかないのが、薩摩弁です。方言の言い回しや台詞はすぐ覚えられても、一つの文章で4つも5つもアクセントが上がる特殊な薩摩弁に手を焼き通しだそうです」などとあるように、相当苦労されているようです。あんまり忠実に再現されても今度は聞き取れない、という苦情も出てきそうで須賀、ある程度はご当地ならではの一つの風情ではないでしょうか。最後に語りの西田敏行が言っていた「西郷どん、まだまだ!」ではないで須賀、今後どう馴染ませていくか注目したいと思います。
それにしても、かつての大河ドラマ翔ぶが如く」で西郷隆盛役だった西田敏行が、語りとして鈴木亮平を激励するというコンセプトはうまいですね。序盤だけで生姜、元・大久保利通役の鹿賀丈史が出てくるのもいいと思います。あと、調所広郷。さすがは独特の存在感を放っていま須賀、どうしても甘利虎泰がちらつく…(笑)

*1:言うまでもありませんが、私は当時の薩摩弁を聞いたことがないので、「薩摩弁」との比較は議論できません