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江藤新平を一喝した西郷隆盛/「西郷どん」第四十四話

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鹿児島に帰り、悠々自適の暮らしをしようとした西郷隆盛でしたが、桐野利秋中村半次郎)ら薩摩士族らも後を追い、不穏な雰囲気に満ちてきます。佐賀では江藤新平が決起するも敗れて斬首されました。西郷は高まる士族たちの不満を抑えるため、私学校を設立、彼らの教育・鍛錬に努めることにしました。

佐賀で敗れた江藤新平が鹿児島の西郷のところに決起を促しに来る、という展開はなかなかドラマチックでありま須賀、これは史実のようです。放送では自宅に来たことになっていましたが、実際には西郷は指宿の近くにある鰻温泉にいたそうで、現地の人が漏れ聞いた西郷と江藤のやり取りについての証言というのも残っています(以前どこかで読みました)。それによると、最後は西郷が江藤を一喝したのだそうで、その後江藤は土佐へ向かい、その地で捕らえられてしまうわけです。この時の大久保利通は自分で遠征して行って乱を鎮圧し、死刑にして梟首するところまでやってしまっており、この時期が「大久保独裁」と呼ばれた所以はこの辺にあるようです。

さてその大久保で須賀、ドラマのシーンにもあったように子煩悩であったそうです。登場した男の子(利武)の子供は国会図書館の憲政資料室開設に貢献した利謙で、1995年までご存命でした。ちなみに敢えて出していないのかもしれませんが、利武の一つ上の兄は内大臣として昭和初期の宮中を支えた牧野伸顕であり、そのひ孫に当たるのが現職の財務大臣であるのでした(この話は既出でしたかねw)。満寿とおゆうが実際にどんな取り決めをしたのかまでは存じ上げませんが、両家の子供たちの間では行き来があったそうですよ。

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